学園都市となった京都府の南、京田辺市で
全国最高気温が先日記録された。
このうだるような猛暑の中で、
だからどうなんだという程度のニュースではあったが、
この地名がその後大きな話題になっていく。
地域気象観測システム、いわゆるアメダスに、
草が巻き付いていたというのだ。
となると、雨量もだが、気温の測定にしても、
風の流れが元来の状況と違うことがありうることになるという。
つまり、元来の測定値よりも温度が上がる可能性があるというのだ。
もとより、
私たちの実感の気温は、測定値以上であろう。
測定は日陰で一定の風通しがあるところだが、
人はそういう「涼しい」場所にいつもいるとは限らない。
夏に実感する暑さは、都会たるジャングルにおいては
発表される測定値どころではない。
常識である。
しかし、測定は測定。
同じ条件で長年測定している中で、
比較するだけの意味は当然もっている。
それが、いわば正しく測定されていなかった、というのは
甚だ問題となることなのだ。
さらに具合の悪いことに、
その後、全国各地で
同様に草の巻き付いたアメダスがあることが発覚した。
調査発表は報道においては曖昧にされているが、
相当な割合で、草が一緒になっていたらしい。
これでは、すべての測定値が信頼のおけないものとなる。
温暖化などというお決まりのフレーズが、
そうなのかなということになる。
こうなると、実際に温暖化が起こっていた場合、
それへの対策を妨げることにもなりかねない故、
やはり大問題であると言えるだろう。
さらに、私と同じことに連想が働いた人も少なくないだろう。
つまり、所在不明高齢者問題である。
戸籍の中で200歳といったとんでもない人が
存在していたという、あれである。
中には年金を不正受領していた輩もいて、
おそらくそれは例外的でなく幾多もあるだろうと予想がつくから、
これは洒落で終わらず、現実の社会問題ともなった。
現実には平均寿命(余命といったほうが正確)へは
この戸籍問題は影響ないとはいうものの、
住民基本台帳についてはどうかなど、
微妙な問題はたしかにあることだろう。
(続く)