一ヶ月前は、
梅雨末期の豪雨で
各地に被害が及んでいた。
まことに、いたましいものであった。
私たちも、交通機関がままならぬ状態となり、
苦労したことであった。
 
それが過ぎると、
とたんに猛暑が訪れた。
実に高温で蒸し暑い状態が続いたことで、
畑仕事において倒れて亡くなるということも多々あった。
これもまた、いたましいできごとであった。
 
実に、室内にいて、
そこで熱中症でやられるということがしばしば起こったのだ。
まさか、そんなところで、とは
ご本人も思わなかったに違いない。
 
お年寄りの犠牲が多いのは予想されないこともないが、
若者も、死者こそ少ないが、
若さ故に命はとりとめるというものの、
弱さについては、大人たち以上に危ういものを感じる。
 
たとえば、塾でも、
冷房装置を勝手にいじり、
でたらめな温度に冷房を設定したりしている。
暑い外から来て気持ち良いのを求めるのかどうか知らないが、
冷気を扇風機で浴びるようにしている。
自分の体を蝕むということを気にすることもなく、
とにかく今気持ちよければすべてよい、というだけの思想。
小学生は自分で勝手にすることは少ないが、
中学生がいただけない。
 
設定温度を25度に上げると、
不満そうな顔をする。
私は、バカか、と言ってやる。
死ぬぞ、と。

(続く)