国会中継をラジオで聴く機会が多くなった。
なんとなく音が欲しいので
ラジオをつけているのである。
 
そのやりとりを聞いて、
なんだかもどかしく思うことが多い。
 
鳩山首相に対して、
かつて自分たちもそういうことをしてきたことを忘れたかのように、
自民党の質問者が、
政治資金の動きについて食ってかかっている。
だが、所詮金持ちのぼんぼんが、
ママからお小遣いをもらっていただけだという説明に、
自民党議員は、その党首さえも、
とことん攻撃することができないでいるのだ。
その意味では首相は、確かに「知らなかった」ものらしい。
そしてその徹底ぷりに、野党たる自民党も責めあぐねているのである。
 
追及が下手だ、と言えばよいだろうか。
もっと上手に攻めることが、できたかもしれないではないか。
何度も同じことをオウムのように蒸し返しては、
知らなかったのです、の一点張りの返事を食らう様子を聞くと、
政治の場をなんと無駄に浪費しているのだろうか、と思いたくなる。
下手に同じ言葉で尋ねても同じようにかわされるのだ。
その分、野党のほうが税金を無駄遣いしているように見えてならない。
 
その分の質問の時間を、
もっと実務のために、あるいは将来のために
用いることができるような気がするのである。
経済の建て直しのためには、どうしたらよいのか。
ある意味で、党派の差異を超えて、
真剣に立ち向かってほしい。
 
せっかくの理系の総理大臣である。
システムの取り扱いなどを数理的にご存じであるとすれば、
感情的なものや利権などとは関係なく、
まして次の選挙の票のためとばかり考えていないで、
理数的な取り扱いに基づいて、
経済のためにもっと時間を使い取り組むことができたらと思う。