人が定めた、年末や正月。
人のきまりの中で、ばたばた走り回る。
正月までに、済ませなければ、などと。
 
正月とは何か。
日本では、年神を迎えるという暗黙の前提がある。
そのためにこそ、掃除をする。
ハレの日を迎えるために、
裏方の慌ただしい年末を過ごす。
 
地球は、回り続ける。
何も、正月を特別な時だなどとは思わずに。
同じ運動を、ただ続けている。
 
この日も、死と闘う子どもたちがいる。
食べ物がない。
安心して飲める水がない。
 
多くの子どもが、
その死に負けてしまう。
 
私たちは、死に勝つ信仰などと口にする。
それは自分の問題としてなら、語れる。
だが、死に行く子どもたちのために口にすることはできない。
 
クリスマスは、
一番弱い立場の人に希望を与える出来事でもあった。
私たちはそのクリスマスを受け止めただろうか。
 
にこやかに、「おめでとうございます」と言うだろう。
仲間内で、安心し合うことだろう。
地球上の、誰に対しても、
「おめでとうございます」と言える日が来ることを望みたい。