一週間前に触れた話題に続いて。
今日から明日と2日間、また
秋の募金活動が行われる。
 
新聞に、昨年の三分の一以下しか
募金が集まっていない、と報道があった。
 
もちろん、不況の影響は大きいだろう。
今年は、街頭に立つ学生も少なかった。
これは、インフルエンザの影響もある。
そもそも外出禁止が出されていることもあるからだ。
 
しかしまた、高校無償化の声が、
募金は不要だと誤解させているのではないか、との分析もあった。
これは罪なことだ。
 
聖書に限らないが、
中近東における福祉の考えは、あまり知られていないかもしれない。
弱い立場の人を助けることが義務であるイスラムはもちろんのこと、
その辺りの世界は、私利私欲とは対極的な風土である。
多妻であったのも、好色とは関係なく、
福祉的視点で捉えて然るべきだというのが基本である。
財のある者が、女性の生活を支えるのである。
 
企業も文化事業や福祉事業に関与してなんぼのもの、という
社会的認知があるとされているが、
あしなが募金は、巨大な団体による献金に基づく性質のものではない。
市民一人一人が、助け合うつもりがあるかどうか、という点である。
 
そう言えば、
赤い羽根募金も町内会費に含まれるようになり、
あゆみの箱といった呼びかけも影を潜めた。
死が隠されるようになるように、
私たちは、見たくないものを次々と隠れたものにしてしまおうとしている。
 
そこにある呼び声に、答えてください。
 
ただし、ごく一部、
「めぐまれない子に愛の手を」と掲げて
アフリカの白黒写真か何かを示したような募金活動は、
たとえそこに善良そうに見える人が呼びかけていても、
霊感商法団体関係が偽って募金活動をしていたという実例もある。
(これは私も何度か目撃したことがある)
主催団体や責任者の確認などができないものはスルーしてよいと思う。
とりあえず24,25日にはあしなが学生募金が活動しています。