札幌で、
選挙運動中の候補者が街頭演説中、
その運動員からマイクを奪い
拡声器で「うるさいんだ」と怒鳴った男が
公職選挙法違反の現行犯で逮捕されたという。
 
名前まで出されたこの男は
「家で食事をしていたが、演説がうるさくて腹が立った」
と話しているという。
 
そして、この候補者の名前は、公表されていない。
 
この暑い中である。
昼間とはいえ、
たとえば夜勤で休んでいる人もいるだろう。
ようやく泣きやんだ乳児を寝かしつけた母親もいるだろう。
そこへ、選挙の名で音の暴力が否応なく押し寄せる。
 
しかし、選挙カーならまだしも、
ずっとその場に居座って拡声器で演説を続ける候補者は、
法律で守られるのだ。
 
日もとっぷりと暮れた中で、
生徒たちはこの夏の成果を問われるテストを受けていた。
こちらは選挙カーではあったが、
信号停車の間、猛烈な騒音で名前を連呼していた。
 
こういう候補者は、
はたして住民のために、働く気があるのだろうか。
そう言われて、どう弁明するのだろうか。
 
選挙とは、何なのだろう。