東京都議会選挙のニュースが流れていた。
楽しみにしていた番組が差し替えられていたので、
(きっと選挙番組が最初から予定されていたのだろう)
思わずそのまま聞いてしまったのだった。
劣勢な自民党は、自分たちこそ唯一の保守党だと強調したいらしい。
民主党は、自民党と対立する存在だと主張しているようだ。
その名前もかなり接近しているが、
民主党のリーダーたちは元自民党であることから、
これらは本当に対立政党であるのか、疑問を有する向きもある。
だから、共産党と民主党が同じ勢力であるかのように
カウントされているのは、
それでよいのかどうか、極めて怪しいとも思われた。
それはそうとして、
今回のニューフェイスは、幸福実現党であった。
仏陀の生まれ変わりだと自称する、元の中川隆氏、
現在は大川隆法と呼ばれる人物の党である。
どういう方法で販売実績を上げているのか私は知らないが、
本が沢山売れていることになっている。
頭のよい人物であることは間違いないので、
様々な宗教のおいしいところを取り込んで、
ただ信じるという根拠を固める作業を進めてきた。
しかし、元来、法や経営、経済を学んでいるところから、
その方面での政治的関心が強いのであろうと推測される。
現今の憲法を変えて、権力を握りたい気持ちのようだ。
自分の年齢的に、今が動き始める時期だと読んだのではないか。
都議選に、10人の候補を送りこんだ。
もともと、「幸福」と「科学」というふうに、
人々が暗に信頼を置く、そして本来無関係な語を結び付けることによって
イメージ戦略を続けてきたのであったが、
ここへきてまだその「幸福」概念で人心を左右できるかのように、
幸福実現党という名を立てて、政治的に動いてきた。
結果は、もちろん惨敗である。
一桁足りない。
果たして、これを大川氏自身、読み切っていたのか。
つまり、これを踏まえて次の手を打っているには違いない、とは思う。
まさか、いわゆるあの麻原彰晃のように、
この一度の失敗で気が動転して破滅へ向かうようなヘマはしないだろう。
だが、選挙で受け容れられなかったことから
その怒りを世間の人々の死へ向けたオウム真理教の例は、懸念の的ではないか。
規模も、資金力も違う。
背景にある知的背景も違う。
だが、幸福を実現することが自分の仕事だと宗教的に信じた場合、
これを受け容れない世間を敵と見なす可能性は、
オウムの場合と同様に、潜んでいる危険を想定してよいと思われる。
まだ、国政選挙が待っている。
ここへも、尋常ならぬ数の候補者を出してくる。
これを大川氏がどう計算しているか、
そしてこの後、その計算との兼ね合いでどう動き出すのか、
私たちは見張っている必要があるのではないだろうか。
楽しみにしていた番組が差し替えられていたので、
(きっと選挙番組が最初から予定されていたのだろう)
思わずそのまま聞いてしまったのだった。
劣勢な自民党は、自分たちこそ唯一の保守党だと強調したいらしい。
民主党は、自民党と対立する存在だと主張しているようだ。
その名前もかなり接近しているが、
民主党のリーダーたちは元自民党であることから、
これらは本当に対立政党であるのか、疑問を有する向きもある。
だから、共産党と民主党が同じ勢力であるかのように
カウントされているのは、
それでよいのかどうか、極めて怪しいとも思われた。
それはそうとして、
今回のニューフェイスは、幸福実現党であった。
仏陀の生まれ変わりだと自称する、元の中川隆氏、
現在は大川隆法と呼ばれる人物の党である。
どういう方法で販売実績を上げているのか私は知らないが、
本が沢山売れていることになっている。
頭のよい人物であることは間違いないので、
様々な宗教のおいしいところを取り込んで、
ただ信じるという根拠を固める作業を進めてきた。
しかし、元来、法や経営、経済を学んでいるところから、
その方面での政治的関心が強いのであろうと推測される。
現今の憲法を変えて、権力を握りたい気持ちのようだ。
自分の年齢的に、今が動き始める時期だと読んだのではないか。
都議選に、10人の候補を送りこんだ。
もともと、「幸福」と「科学」というふうに、
人々が暗に信頼を置く、そして本来無関係な語を結び付けることによって
イメージ戦略を続けてきたのであったが、
ここへきてまだその「幸福」概念で人心を左右できるかのように、
幸福実現党という名を立てて、政治的に動いてきた。
結果は、もちろん惨敗である。
一桁足りない。
果たして、これを大川氏自身、読み切っていたのか。
つまり、これを踏まえて次の手を打っているには違いない、とは思う。
まさか、いわゆるあの麻原彰晃のように、
この一度の失敗で気が動転して破滅へ向かうようなヘマはしないだろう。
だが、選挙で受け容れられなかったことから
その怒りを世間の人々の死へ向けたオウム真理教の例は、懸念の的ではないか。
規模も、資金力も違う。
背景にある知的背景も違う。
だが、幸福を実現することが自分の仕事だと宗教的に信じた場合、
これを受け容れない世間を敵と見なす可能性は、
オウムの場合と同様に、潜んでいる危険を想定してよいと思われる。
まだ、国政選挙が待っている。
ここへも、尋常ならぬ数の候補者を出してくる。
これを大川氏がどう計算しているか、
そしてこの後、その計算との兼ね合いでどう動き出すのか、
私たちは見張っている必要があるのではないだろうか。