今年のカレンダーでは、今日が受難日にあたる。
イエス・キリストが十字架にかけられた日という意味だ。
イースターの2日前ということで、金曜日になる。
ユダヤの暦は、夕刻日暮れから一日がスタートする。
イエスの十字架は、その死が安息日にならぬうちに
迎えられたというところで、
けっこうぎりぎりの中で、ばたばたと進行したようだ。
それは、いけにえの動物の代わりとなった。
ユダヤの律法で、罪を購うためには、
いけにえが必要だとされていた。
イエスは、まさにその身代わりのいけにえの小羊となったのだ。
イースターでさえ、移動祝日であるせいか、
日本ではなかなかポピュラーになれない。
まして、受難日だと、意識されることすら極少ないものだろう。
十字架を、美しいアクセサリーだと思っているだけで済まされるなら、
いっそ十字架自体を、偶像として目の前からなくしてしまったらいい。
十字架を、口を閉じてじっと想う一日であってもいい。