福岡県立大付属図書館で、
借りた図書を返却しない学生は卒業証書授与を保留する、と
お触れを出したという。
現実に、21人が、51冊を返さないままに
卒業しようとしている。
それを差し止める、というのだ。
校納金が滞っている生徒に対して
高校が処罰的に似たようなことをすると、
それは行き過ぎだ、という声が起こる。
今回はどうなんだろう。
卒業という大きな資格を剥奪することが適切かどうか、
問題もあるのではないだろうか。
しかし、だからといって、この問題を看過できないからこそ、
大学側は強攻策に出たのだ。
税金を用いている図書の、これは明らかな盗難なのである。
これを、大学側は「教育的配慮」とも言っている。
私は仕方ないだろうと思う。
大学から巣立って行くと、もう大海に泳ぎ去ったようなものである。
人質もやむを得ないだろう。
まさかその本を質に入れたということはないだろうが、
万引きした本を売りさばくのと同等のことがないとも限らない。
なくしましたとかなんとか言えば、逃れられると思って。
2006年、独立行政法人となったときの調査では、
未返却図書が420冊もあったという。
うち、58冊は返却されないままに当人が卒業してしまった。
尤も、実のところ、
卒業の資格そのものが剥奪されるのではないそうだ。
証書の授与を保留するだけでしかないのだから、
学生にしてみれば実質損害はないに等しい。
だから、このくらいのことは、
されても当然だと考える。
法的にはどうだか知れないが、
未返却図書は、それを再び入荷するための実費を
その借り手に請求してもよいかもしれない。
これは、市町村の図書館でも深刻な問題である。
破られるというケースも多々あるのだが、
返却そのものが怪しいということもあるのだ。
確かに返した、と言われると、追及できない場合もある。
信用から成り立っている制度で
信用がおけないことがたくさん起こると、
その制度そのものが潰れていくことになる。
いかに信用が必要であるのか、改めて考えさせられる。
また、ひとたび失った信用を取り戻すのは、
信用を一から作るよりなお難しいのである。
借りた図書を返却しない学生は卒業証書授与を保留する、と
お触れを出したという。
現実に、21人が、51冊を返さないままに
卒業しようとしている。
それを差し止める、というのだ。
校納金が滞っている生徒に対して
高校が処罰的に似たようなことをすると、
それは行き過ぎだ、という声が起こる。
今回はどうなんだろう。
卒業という大きな資格を剥奪することが適切かどうか、
問題もあるのではないだろうか。
しかし、だからといって、この問題を看過できないからこそ、
大学側は強攻策に出たのだ。
税金を用いている図書の、これは明らかな盗難なのである。
これを、大学側は「教育的配慮」とも言っている。
私は仕方ないだろうと思う。
大学から巣立って行くと、もう大海に泳ぎ去ったようなものである。
人質もやむを得ないだろう。
まさかその本を質に入れたということはないだろうが、
万引きした本を売りさばくのと同等のことがないとも限らない。
なくしましたとかなんとか言えば、逃れられると思って。
2006年、独立行政法人となったときの調査では、
未返却図書が420冊もあったという。
うち、58冊は返却されないままに当人が卒業してしまった。
尤も、実のところ、
卒業の資格そのものが剥奪されるのではないそうだ。
証書の授与を保留するだけでしかないのだから、
学生にしてみれば実質損害はないに等しい。
だから、このくらいのことは、
されても当然だと考える。
法的にはどうだか知れないが、
未返却図書は、それを再び入荷するための実費を
その借り手に請求してもよいかもしれない。
これは、市町村の図書館でも深刻な問題である。
破られるというケースも多々あるのだが、
返却そのものが怪しいということもあるのだ。
確かに返した、と言われると、追及できない場合もある。
信用から成り立っている制度で
信用がおけないことがたくさん起こると、
その制度そのものが潰れていくことになる。
いかに信用が必要であるのか、改めて考えさせられる。
また、ひとたび失った信用を取り戻すのは、
信用を一から作るよりなお難しいのである。