定額給付金について、
コロコロ態度が変わっていく麻生総理の姿を、
野党は「二転三転、七転八倒」と、
うまいことを言って批判した。
 
さもしいと非難していた人の仲間に
ほかならぬ自分が入り、
閣僚にも全員そうさせようとしている。
目的が変わったから、
すべての手段は色合いを変えてしまうというのだろう。
 
ブレまくっているのも、
何かどこかで、何かブレない論理を
背景にもっているのだろうが、
普通に観察して、ふらふらしているのは否めない。
 
では、どっしりとブレないことこそ、
総理大臣たるものであるのだろうか。
 
それは、自分の意見を決して換えない、ということでもある。
相手が言うことは、耳に入れるかもしれない。
しかし結局、自分の側の意見を決して曲げることもないし、
修正にすら及ばないことが殆どであろう。
 
頑固に換えないのが、よいのかどうか。
全くブレないというのは、
人の意見を聞かないとか、
人の顔色も見ていないとか、
どんな他の意見が出てきても参考にしないということとかであるのかも。
 
こうして総理大臣が窮地に追い込まれている間に、
最大野党の民主党党首の秘書が、逮捕ということになった。
小さなミスではないかとの意見もあろうが、
よりによって、とその脇の甘さが懸念される。
 
もう誰にも任せられないような時代になっていくようである。
尤も、
この秘書逮捕の背景が、
どこか「はめられた」ようなものであれば、
また別であるかもしれない。
 
誰かが笑っているのだろうか。
誰も笑えない事態に、なっているのだろうか。