先日12日の話だが、
福岡県が谷亮子選手に「子育て金メダル栄誉賞」を贈呈した。

母親となって初めての9月の柔道世界選手権で
優勝を果たしたことが大きかった。

注目される人は、ある意味で羨ましい。
だがある意味で、見られ続けて気の毒だとも思う。
その意味で、多くの報酬を受けるのは、べつだん悪いとは思わない。
ただ、報酬というよりも、名誉である場合は、
それほど立派であるのかどうか、疑問に思うこともある。

彼女の栄誉を減じるようなつもりはない。
彼女をどうとか文句を言っているわけではない。

福岡県知事さん。
子育て金メダルは
このあたりにいる多くのママさんたち、
皆さんに差し上げてもらえないだろうか。

「子育てをしながら頑張っている世代に大きな励みを与えた」
と知事はコメントしていたが、
その知事さんの仕事としてママさんたちを助けることは、
そんなに立派にできているわけではない。

それをまるでごまかすかのように、
かの選手に栄誉を与えても、
多くのママさんたちは、助けをもらえないでいる。
「大きな励みを与えた」というのは、白々しく聞こえてしまうのだ。