郵便物が届くのが、遅くなっている。

集配のルールが変わって以来である。
近くの郵便局が集配拠点でなくなり、遠方に変わった。
法的な正式名称は知らないが、
たとえば私が隣の人に手紙を出したとしても、近くの郵便局でなく、
一度わざわざ遠方の配達センターまで持って行かれ、そこから仕分けされて、
こちらへ配達されるという仕組みとなったのである。

「時代の変化に対処し、民営化以降の経営基盤を強化するため、
 効率的で競争力のあるネットワークを構築する必要」であるため、だそうだ。
私には、よく分からない。
素朴に、効率的でなくなった、という感覚が、利用者の立場だ。

そもそも、郵便物が減ったのは事実である。
気の知れた者同士の連絡は、電子メールとなった。
親戚などでも、年賀状がかろうじて来る程度で、
暑中見舞いというものも、殆ど来なくなった。
こちらが出しても返事も来ないので、こちらも出さなくなっていく。

若いころ、手紙をせっせと恋人に送るのが、
自分の気持ちを整理する上でも、また、残る代物で責任を覚える上でも、
自分の人生には役に立ったように思っている。
それも、今は昔。

郵便物と言えば、
役所や公共料金等の関係か、
子どもの教材のダイレクトメールばかりとなってしまった。

この危機が分かっているのかいないのか、
郵便局は、私が触れている範囲において、
窓口などの接客サービスも二流であるし、
ことに不在通知について連絡を入れると、最低の殿様商売をする係が応対する。

民営化すると、絶対に危ないと思う。

今日、簡易保険について、サービス心のない通知が届いた。
民営化になると、保険の変更ができなくなりますよ、と。