県立神田高校(神奈川県平塚市)がニュースに上っている。
入学試験のときに、
茶髪や眉剃り、ピアス、スカートの長さなど
見た目の姿を以て、不合格を決めていたことが
発覚したからである。
一日経って、
県の教育委員会は、校長を更迭することを決定した。
学力試験の結果に拘わらず、
見た目で不合格を決定したことを、
何故いけないのか、という一般からの質問もあったという。
一応、切り離して考えなければならない。
この場合、選考基準に、服装や髪型、態度などがなかったのに、
それを選考基準に独自に用いたのが、公平でないという意味で、
公立のシステムとして、不適切だったのである。
つまり、公務員として、規則に従っていないのは、
決定的にまずい、ということである。
しかし、それとは切り離して考えてみよう。
私学では、あるかもしれないし、
そういう基準が現にあるかもしれない。
面接を行うというのは、まさにその現れだとも言えよう。
尤も、面接があるにも拘わらず、
わざわざ茶髪で挑戦する生徒がいるとは普通思えないし、
事実上、面接だけで不合格を決められるという例は
そうそうないものではないかと推測される。
神田高校の場合、
退学者が非常に多いことで問題校とされていた背景がある。
こちらの締め付けもあれば、
わざわざ退学につながる危険性の高い見た目の生徒、
問題を起こしかねないと予想されて仕方のない生徒を
好んで入学させたいとは思うまい。
いわば、校長も追い詰められていたのである。
だから、校長一人の責任とするのは、それこそ公平ではない。
教育委員会も、共に責任を負うくらいの態度でないと、
教育はよくならないであろう。
だからまた、校長に同情する一般からの声も、
それは当然あるだろうという気もする。
あってよいと思う。
我が家の高校受験生にこのことを訊いてみた。
彼は真面目である。
「じゃあ、逆手にとって、
成績がすべてなんだから、
成績が取れるなら、
茶髪にピアスなんかしていても、
構わないじゃないか、という態度に出ていいことになるね」
なるほど、その通りだ。
罪刑法定主義によれば、法のないところに罰則はない。
入学に関して服装などが審査されないのであれば、
服装も髪も、いわばどうでもよいことになる。
中学校内における、
服装検査などの秩序に根拠がなくなることにつながる。
そうなればますます、
入学試験において、人間を外から見たところで、
正当だということになるであろう。
さて、ここで冷静に考えてみる。
高校は日本に5000余りある。
うち、公立は8割ほど、4000校はある。
このうち、見た目で不合格を決定したことがあるのは、
はたして、神田高校一校だけなのであろうか。
ほんとうに、この学校だけなのだろうか。
入学試験のときに、
茶髪や眉剃り、ピアス、スカートの長さなど
見た目の姿を以て、不合格を決めていたことが
発覚したからである。
一日経って、
県の教育委員会は、校長を更迭することを決定した。
学力試験の結果に拘わらず、
見た目で不合格を決定したことを、
何故いけないのか、という一般からの質問もあったという。
一応、切り離して考えなければならない。
この場合、選考基準に、服装や髪型、態度などがなかったのに、
それを選考基準に独自に用いたのが、公平でないという意味で、
公立のシステムとして、不適切だったのである。
つまり、公務員として、規則に従っていないのは、
決定的にまずい、ということである。
しかし、それとは切り離して考えてみよう。
私学では、あるかもしれないし、
そういう基準が現にあるかもしれない。
面接を行うというのは、まさにその現れだとも言えよう。
尤も、面接があるにも拘わらず、
わざわざ茶髪で挑戦する生徒がいるとは普通思えないし、
事実上、面接だけで不合格を決められるという例は
そうそうないものではないかと推測される。
神田高校の場合、
退学者が非常に多いことで問題校とされていた背景がある。
こちらの締め付けもあれば、
わざわざ退学につながる危険性の高い見た目の生徒、
問題を起こしかねないと予想されて仕方のない生徒を
好んで入学させたいとは思うまい。
いわば、校長も追い詰められていたのである。
だから、校長一人の責任とするのは、それこそ公平ではない。
教育委員会も、共に責任を負うくらいの態度でないと、
教育はよくならないであろう。
だからまた、校長に同情する一般からの声も、
それは当然あるだろうという気もする。
あってよいと思う。
我が家の高校受験生にこのことを訊いてみた。
彼は真面目である。
「じゃあ、逆手にとって、
成績がすべてなんだから、
成績が取れるなら、
茶髪にピアスなんかしていても、
構わないじゃないか、という態度に出ていいことになるね」
なるほど、その通りだ。
罪刑法定主義によれば、法のないところに罰則はない。
入学に関して服装などが審査されないのであれば、
服装も髪も、いわばどうでもよいことになる。
中学校内における、
服装検査などの秩序に根拠がなくなることにつながる。
そうなればますます、
入学試験において、人間を外から見たところで、
正当だということになるであろう。
さて、ここで冷静に考えてみる。
高校は日本に5000余りある。
うち、公立は8割ほど、4000校はある。
このうち、見た目で不合格を決定したことがあるのは、
はたして、神田高校一校だけなのであろうか。
ほんとうに、この学校だけなのだろうか。