阪急電鉄の駅の時刻表の色づかいのことで
声が挙がっていたのは聞き知っていた。

このたび、法務局から、
その色づかいについて改善がなされることが発表された。

赤の特急と緑の準急が、
色覚が多少異なる人々にとって、
判別しにくくなっているというのだった。

この種の、色づかいに関する問題は、
多くの人にとって気づかないでいることでもあり、
苦労を抱えている人は実に困難を覚えていても
どうにも改善されない状態が続いていた。

阪急側は、一旦、これまでその通りだったから、という理由で
その訴えに耳を貸さない返答をしていたのだったが、
法務局が適切な介入をし、改善の必要を勧告したのだという。

変更はまだ一年先だということだが、
一歩前進というところだろうか。

色により、見分けがつくはずだろう、と
平然としているというのは、
これはやはり、そうでない人々に対する
「ハラスメント」である。
しかも、それがどうしてどのようにハラスメントであるのか、
当の本人は分からない。

これは多くを示唆している。
世のハラスメントなるものも、
実はたいていそういうことであるわけなのだ。

自分では、何の害も及ぼしていない、と固く信じている。
そこに、問題がある。