高野連の特待生問題について、
新聞などの論評も二分されている。

現実に特待生として入ってしまった生徒を
救済しようと動き始めたことについてだが、
さしあたり、評価しようという姿勢と、
端から高野連を自分本位と決めつける姿勢とである。

ただ、私が気にしているような、
あの高校の未履修問題と比較するような論じ方は、
寡聞にして見ていないような気がする。

特待生問題は、プロ野球との関わりが大きいため、
たんにスポーツと高校というだけの次元では語れないと思うが、
ここを敢えて無視した批判も目立つ。

退学するしかない、という声を
とにかく盾にするようなやり方も、論ずるということからは遠い。

それから、世間がこのような、
言っては悪いが比較的小さな事柄に躍起になっている間に、
国民投票法案の与党案が参院憲法調査特別委員会で可決している。
いよいよ九条を変える工程に入ってきた。

政府にとって、高野連の動きは、
便利なものとなっていないだろうか。