新上五島町曽根郷の江袋(えぶくろ)カトリック教会が全焼した。
12日の午後のことだという。

世界文化遺産のリストに挙がった「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」には含まれないものの、
現在日常的に使用されている県内の木造教会の中で、最も古いものだという。

なにより、この教会で過ごしてきた信徒の方々のショックは、察して余りある。
14日付け西日本新聞本紙に掲載されていた、焼け跡の写真は、胸が詰まるようだった。

火の力は恐ろしい。
あらゆるものを灰燼に帰す。
それも、わずかな不注意からそのようになるし、
小さな悪意からでもそのようになる。

煙は上へいくので、
地べたを這うようにして逃げるとよいと言われる。
これを知っていたために救われた命も先般の火事であったと聞く。

聖書には、舌は火のようだという意味の表現がある。

舌は小さな器官ですが、大言壮語するのです。御覧なさい。どんなに小さな火でも大きい森を燃やしてしまう。舌は火です。舌は「不義の世界」です。わたしたちの体の器官の一つで、全身を汚し、移り変わる人生を焼き尽くし、自らも地獄の火によって燃やされます。(ヤコブ3:5-6)

掲示板やブログでも、「大炎上」という言葉がある。
まことに、火の力は恐ろしい。