大阪人は、おおらかである。
シャレも通じるし、
好きにさせてみたらええ、と寛大である。

今それがよく現れているのが、橋下徹知事である。
問題発言は、テレビ番組に抜擢されて
その無邪気な毒々しさがウケているときからも多々あるが、
交渉術をウリにしてきた弁護士である割には、
はたして本当にこの人は交渉がうまいのか、
甚だ疑問に思うような言動が続いている。

とはいえ、ワイドショーの報道をよく見ているわけでもはないし、
その発言を活字で見る程度であるから、
もしかすると私が誤解しているだけかもしれないが、
それでも情報量が多いから、
ある程度の像というのが見えてくる。

どの発言がどうなどと私がチェックするつもりもない。
失礼だが、あまり興味がない。

だが、大阪府民も大したものだ、とますます思う。
財政的にも苦しいというか、危ない中で、
おじさんの横山ノック氏を選んだかと思ったら、
女性を初めて府知事に迎え、
その太田房江氏も芸能人だか中央志向だかよく分からないままに消えて、
テレビでちょっと顔の知れたやんちゃ坊主に票を入れた。

若いせいだけでもないと思うが、
幼いわがまま息子が、
どこかシャレで選ばれたという空気を読めないで、
自分が偉くなったのだとばかり考えていたら、
勘違いして尊大になったお笑い芸人が棄てられるごとく、
痛い目に遭いますぞ。

それにしても、大阪人は、エラい。
もちろん、府知事も大阪で暮らしたことがあるならばお分かりのとおり、
偉いという意味のほかに、
大変だという意味があるわけだが。