博多祇園山笠の追い山。
15日未明に行われた。
博多ののぼせもんが、一つになる。

高校生のとき、見に行った。
高校卒業から後、福岡を離れたとあっては
それは無理となり、
十年前に福岡に戻ってからは、
子育てが続くせいもあるし、
クリスチャンになったせいもあるし、
直に見ることはなくなった。

「やまがさ」とは読まないで戴きたい。
あくまでも「やまかさ」である。
その文化については『博多っ子純情』(長谷川法世)が分かりやすい。
マンガそのものは、
博多の男には実によく分かるというものが描かれている。
分かる人と分からんという人とがいることだろう。

この山笠の期間、塾を休む中学生もいる。
欠席理由が「山笠」で通じる。

ところがこの日、漁船が漁を休んだ。
全国で、いわばストライキが行われたことになる。

いつもの魚屋さんに行く。
これから入荷が減る可能性が高いという。
そもそもが、最近は、
外国からの魚が入ってこなくなった、と聞いていた。
これはもう、全世界的な問題なのだ。

車を、通勤や仕事目的でなく利用している私にとり、
ガソリンは、使うまいとすれば
いくらかは節約できる対象である。
しかし、ちょっと幼稚園まで送るなどしたとき、
それが百円単位のガソリン代になることを意識すると、
これまでとは違った気持ちになる。

資源を大事に使うという眼差しは、
これで得られたかもしれない。
だが、それがマネーゲームに始まったようなものだとしたら、
ふざけるなと言いたくなる。
歴史上の幾多の失政が、
教訓とはならないのだろうか。

魚など別に食べなくてもいい、みたいな気持ちで
政治家が取り澄ましているなら、
やはり、ふざけるなと言いたくなる。