人権メタボリック症候群という発言について、2月28日に記した。
ことさらに「人権」をどう思っているのか、という点を書いた。
だが、何かひっかかっていた。
柳澤大臣のときと違い、つい口にしてしまった、というふうではないからだ。
これはかなり準備した、確信犯なのである。
人間がこうした発言を思い切ってするためには、何かきっかけがある。
ある事が起こったことで、溜めていた思いが噴き出すのである。
しかも、政治家の場合は、それを言うのは風上からである場合が多い。
つまり、自分に有利な風が吹いている中でこそ、思い切ったことが言えるのである。
そのきっかけに、思い当たった。
これは推測に過ぎないけれども、
少なくとも動機の一つであることは間違いないと思われる。
それは、27日、最高裁第3小法廷で行われた、君が代伴奏命令は合憲という判決である。
人権メタボリック症候群という、あまり上手くない喩えの主は、文部科学大臣である。
この判決は、重大な事柄として取り上げられるべき内容である。
もしも君が代命令が違憲となれば、文部科学省の方針がすべて見直されなければならなくなる。
あるいは、次の訴訟への影響を考慮しなければならなくなる。
それが、合憲ということで、大臣は風上に立った。
大臣の胸の中には、君が代命令が、
思想・良心の自由を定めた憲法19条に違反すると主張する原告などが、
まさに、人権をふりかざす反乱者に見えていたはずである。
それが、退けられたのである。
そこで、人権、人権、と叫ぶのはおかしい、と発言するに至るのである。
注意深い人の中には、この大臣の発言が、25日であることを指摘するかもしれない。
時間的順序がおかしいではないか、と。
そうではない。
すでに2月20日の時点で、
上告審判決を27日に言い渡すことが通知されている。
このとき弁論は開かれていないことから、
請求を棄却した1、2審判決が確定したことは確実であった。
つまり、20日に、合憲判決は決まっていたのである。
伊吹文明文部科学大臣は、このことを喜び、
次の日曜日に開かれた自民党長与支部大会で、あの発言をしたのであろう。
改めた教育基本法の「公共の精神を尊び」という箇所に触れたことで、
頭の中にあった、かの喜びが、人権をふりかざす濫用の例を誘い出したのであろう。
だとすれば、あの「日本は同質」というのは、どこから来たのだろう。
これも、何か風上的動機があったとは思うが、これはまだ私には見えていない。
ことさらに「人権」をどう思っているのか、という点を書いた。
だが、何かひっかかっていた。
柳澤大臣のときと違い、つい口にしてしまった、というふうではないからだ。
これはかなり準備した、確信犯なのである。
人間がこうした発言を思い切ってするためには、何かきっかけがある。
ある事が起こったことで、溜めていた思いが噴き出すのである。
しかも、政治家の場合は、それを言うのは風上からである場合が多い。
つまり、自分に有利な風が吹いている中でこそ、思い切ったことが言えるのである。
そのきっかけに、思い当たった。
これは推測に過ぎないけれども、
少なくとも動機の一つであることは間違いないと思われる。
それは、27日、最高裁第3小法廷で行われた、君が代伴奏命令は合憲という判決である。
人権メタボリック症候群という、あまり上手くない喩えの主は、文部科学大臣である。
この判決は、重大な事柄として取り上げられるべき内容である。
もしも君が代命令が違憲となれば、文部科学省の方針がすべて見直されなければならなくなる。
あるいは、次の訴訟への影響を考慮しなければならなくなる。
それが、合憲ということで、大臣は風上に立った。
大臣の胸の中には、君が代命令が、
思想・良心の自由を定めた憲法19条に違反すると主張する原告などが、
まさに、人権をふりかざす反乱者に見えていたはずである。
それが、退けられたのである。
そこで、人権、人権、と叫ぶのはおかしい、と発言するに至るのである。
注意深い人の中には、この大臣の発言が、25日であることを指摘するかもしれない。
時間的順序がおかしいではないか、と。
そうではない。
すでに2月20日の時点で、
上告審判決を27日に言い渡すことが通知されている。
このとき弁論は開かれていないことから、
請求を棄却した1、2審判決が確定したことは確実であった。
つまり、20日に、合憲判決は決まっていたのである。
伊吹文明文部科学大臣は、このことを喜び、
次の日曜日に開かれた自民党長与支部大会で、あの発言をしたのであろう。
改めた教育基本法の「公共の精神を尊び」という箇所に触れたことで、
頭の中にあった、かの喜びが、人権をふりかざす濫用の例を誘い出したのであろう。
だとすれば、あの「日本は同質」というのは、どこから来たのだろう。
これも、何か風上的動機があったとは思うが、これはまだ私には見えていない。