加古川で、走行中の乗用車が、10メートルほど斜面を滑りながら川に転落し、沈み始めた。
ちょうど、レガッタ大会が開催されていた。の救助艇に乗っていた、
滋賀大と立命館大の男子学生2人が、無我夢中で救助に向かった。

親子3人――子どもは生後9ヶ月――が、すんでのところで助け出された。

レースは中断され、今後の予定も変更となったそうだが、
それはもう拍手で迎えられてしかるべきことだろう。
21歳だという学生の、咄嗟の判断と行動力に、敬服した。

学校までもがごまかしの先頭をきっていたということが明らかになっている中、
子どもたちはそんな大人の裏切りとは関係なく、
立ち上がっていけるものではないか、という希望を与える報道であった。

マンガからドラマになったものの中に、
矛盾に悩みつつ正義を問う新米医師や、
人命救助に張りつめた目標をもつ若者の姿を描くものが、
多くの支持を得て人気を博した。

そんな若者に、教えられつつ、
また私たちも教えていくに相応しいことがあるはずだと、
改めて感じた。