給食を「いただきます」と共にがつがつ食べ、
おかずの容器に向かって突進する。

休んでいる子の牛乳もジャンケンでもらった。
鼻から噴き出す牛乳も何度か見た。
笑わかせる(方言?)のだ。

パンは届けるのが原則だった。
ごめん、つぶれた、と言って
パンを置いて行かれることもあったが、
まあそれを責めることもなかった。

今は衛生上の問題からか、
あるいはごはんが多くなったせいか、
休んだ子のものを届けるということがなくなった。

福岡市の中学校における調査で、
給食を10分で食べているというところが、3割もあったそうだ。
教育委員会は、最低15分は必要だ、としている(asahi.com)。

準備に時間がかかって食べる時間が短いのではないか、と
保護者からの苦情が相次いだために調査をしたのだそうだ。

調査は調査だ。
日によっても違うだろう。
ただ、ゆっくり食べる生徒にはたしかに厳しいだろう。
ごはんものが多いと、
昔のようにパッパッとパンを配るというわけにはゆかない。

食育ということが強調されるようになった。
高尚なことを口で言っても、
足許がこういうふうでは、建前論がまた花盛りとなろう。
とはいえ、学校に要求されるものが多すぎる。

学校は、
嘘をつかず誠実であること、
安全と平和を守ること、
そういう基本的なことを、生き方の模範として示して教えてくれたら、
あとは教科内容を淡々と教えてもらってもよいようなものだが。

――そうか。その基本が、だめなんだ。