神奈川県が公共の場を全面禁煙にする条例をめざし、喫煙規制の賛否をインターネットのアンケートで問うた。この調査に、日本たばこ産業(JT、東京都港区)が、社員を動員して投票に加わらせたことがわかった。(asahi.com/朝日新聞)
喫煙規制に反対する票が、締め切り間際に急速に増え、反対票が賛成票を上回ったというわけである。
「条例で特定の公共の場所の喫煙を規制すること」に反痰票を入れるように、JTが社員に指示したのである。
JT社員も一般人としてアンケートに回答する権利はあるかもしれない。
だが、社挙げて投票を指示するとなると、これは別である。
さらに私は、JT社員は、このアンケートに回答する権利はないと考える。
車の排気ガス規制のアンケートには、自動車会社の社員でも、様々な意見があることだろう。
だが、タバコを吸うなという規制には、JT社員の立場は一方に決定すると言ってよかろう。
喫煙により害を受ける側の立場には、誰一人立つことができないのだ。
加害者の側が組織票を、しかも締め切り間際に入れるというのは、
言論の基本的な信頼のルールを破っている。それでいて、
言論のルールを利用して、正当な言論結果であるような顔をする。
これが、如何に危険なことであるか、当事者は理解していないはずだ。
これが、戦争や国家の破綻をつくったのではなかったのか。
実に恐ろしいことをしてしまった、という意識が、JTにあろうはずがない。
さらに、これを大したことと見なさない世情があれば、
危機意識に乏しすぎると言わざるをえない。
喫煙規制に反対する票が、締め切り間際に急速に増え、反対票が賛成票を上回ったというわけである。
「条例で特定の公共の場所の喫煙を規制すること」に反痰票を入れるように、JTが社員に指示したのである。
JT社員も一般人としてアンケートに回答する権利はあるかもしれない。
だが、社挙げて投票を指示するとなると、これは別である。
さらに私は、JT社員は、このアンケートに回答する権利はないと考える。
車の排気ガス規制のアンケートには、自動車会社の社員でも、様々な意見があることだろう。
だが、タバコを吸うなという規制には、JT社員の立場は一方に決定すると言ってよかろう。
喫煙により害を受ける側の立場には、誰一人立つことができないのだ。
加害者の側が組織票を、しかも締め切り間際に入れるというのは、
言論の基本的な信頼のルールを破っている。それでいて、
言論のルールを利用して、正当な言論結果であるような顔をする。
これが、如何に危険なことであるか、当事者は理解していないはずだ。
これが、戦争や国家の破綻をつくったのではなかったのか。
実に恐ろしいことをしてしまった、という意識が、JTにあろうはずがない。
さらに、これを大したことと見なさない世情があれば、
危機意識に乏しすぎると言わざるをえない。