飲食店に入ったとき、
タバコの煙に不愉快な思いをすることがある。

今回ある調査がなされ、
飲食店でタバコの煙に不快な思いをしたことがある人は
2/3に及ぶのだという。
それは、自分が喫煙者であっても多くいるというのである。

また、禁煙席にも煙が流れてくることへの憤りも、
8割近くあったという。

で、その不快な思いをした店にまた行くのか、と尋ねられると、
また行くというのは1/5であるのだという。

喫煙者は、
自分の快楽だけを考える。
他人は大して迷惑に感じていない、とすら呑気に考えている。
さらに、
嫌煙権とかいうものがあって肩身が狭い、
自分こそ被害者だ、みたいな主張をする者もいる。
これは私も直に聞いたので想像ではない。

他方、飲食店側もよく考えてみるとよいのではないか。
喫煙もさせないと客が減る、という心配は理解できる。
だが実際に、4/5が逃げているのである。
失った数は計算できないだろうから、
その悪い効果について、確証はないのではないかとも感じる。

JRの駅で、
「喫煙はホームのどこそこでお願いします。
 乗客の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、どうか……」
というアナウンスを毎日何度もしているところがある。
喫煙者には迷惑をかけるが、
その喫煙者がたとえホームの隅で吸おうと、
風に乗ってホームの他の客に煙が漂うことについては、
非喫煙者にご迷惑をかけるという言葉はかけないのである。

飲食店もまた、これと同じ過ちを犯さないほうが
やっぱり利得なのではないか、と私は思うのだが、
それでもやはり、失う客に気づかない経営を
続けていくというのだろうか。