船場吉兆が、
客の食べ残しを別の客に出していたことが分かったという。
福岡で痛い目にあった店であったが、
その前にやっていたことであり、
「その後」のことではないと理解しておく。
公表をすべきだったというのもあるだろうが、
「その後」重ねてやったという意味にはとらないでおく。
金を出した客は、
使い残しだったのか、と立腹している。
当然、ここには衛生上の問題がある。
病人に触れたものが
他の客に流れていくことは、よろしくない。
認められるものではない。
だが、いけないとする理由は、その辺りだろう。
食材を無駄にしたくないという動機そのものを裁くことはできない。
極端に言えば、
衛生的に完全に問題がないとあれば、
使い回したときに何が悪いのだろうか、ということである。
目の前で、食べ残しが捨てられていく。
客は、廃棄分も金を払っていて、
捨てるのは構わんじゃないかと言う。
毎日、大量の残飯である。
どこの社長にも、皇族にも
出せるようにと料理人は腕を振るい、心をこめて料理を作る。
それを、金さえ出した客は、
少しなどと言えるものではないくらい、食べ残していく。
丹誠込めてつくりあげたものを、
自らの手で廃棄するとき、
どれほどの涙が流されているか、私はひそかに想像する。
繰り返すが、使い回してよいと私は提言しているのではない。
どうして使い回すことになったのか、
客として考えてみたい、というのである。
この店を報道は糾弾する。
商工会議所も、客も、一般市民も、「けしからん」と叫ぶ。
そうやって声を一つにする人々は、別の方を向くと、
ワンガリ・マータイさんの「MOTTAINAI」を褒め、
ルー大柴&仁井山の歌を面白いと支持する。
環境問題に協力していますとにこやかに説明する。
けしからんのは、本当に船場吉兆だけなのだろうか。
客の食べ残しを別の客に出していたことが分かったという。
福岡で痛い目にあった店であったが、
その前にやっていたことであり、
「その後」のことではないと理解しておく。
公表をすべきだったというのもあるだろうが、
「その後」重ねてやったという意味にはとらないでおく。
金を出した客は、
使い残しだったのか、と立腹している。
当然、ここには衛生上の問題がある。
病人に触れたものが
他の客に流れていくことは、よろしくない。
認められるものではない。
だが、いけないとする理由は、その辺りだろう。
食材を無駄にしたくないという動機そのものを裁くことはできない。
極端に言えば、
衛生的に完全に問題がないとあれば、
使い回したときに何が悪いのだろうか、ということである。
目の前で、食べ残しが捨てられていく。
客は、廃棄分も金を払っていて、
捨てるのは構わんじゃないかと言う。
毎日、大量の残飯である。
どこの社長にも、皇族にも
出せるようにと料理人は腕を振るい、心をこめて料理を作る。
それを、金さえ出した客は、
少しなどと言えるものではないくらい、食べ残していく。
丹誠込めてつくりあげたものを、
自らの手で廃棄するとき、
どれほどの涙が流されているか、私はひそかに想像する。
繰り返すが、使い回してよいと私は提言しているのではない。
どうして使い回すことになったのか、
客として考えてみたい、というのである。
この店を報道は糾弾する。
商工会議所も、客も、一般市民も、「けしからん」と叫ぶ。
そうやって声を一つにする人々は、別の方を向くと、
ワンガリ・マータイさんの「MOTTAINAI」を褒め、
ルー大柴&仁井山の歌を面白いと支持する。
環境問題に協力していますとにこやかに説明する。
けしからんのは、本当に船場吉兆だけなのだろうか。