どうやら、日本の次の内閣総理大臣が決まった。
福岡県は、地元の麻生太郎氏を推していた。
見方にもよるだろうが、下馬評からすれば、善戦だったのかもしれない。

麻生といえば、福岡から飯塚のほうにかけて、
響く名前である。
長男が遠賀川で額を切ったとき、
運び込んだ飯塚病院は、麻生グループであった。

黄色いコンクリートミキサー車には「麻生セメント」と書いてある。
麻生太郎氏は、しばらくこの社長の地位にあった。

強硬な口ぶりのせいか、差別的発言が多々あるが、
もし首相の座に就いたとしても、
何かと騒がすことになったことではないか、とも案じられる。

若いころからのカトリック信者であるらしいことも、有名である。
靖国神社に参拝するところは、クリスチャンとしては理解しづらいが、
ロザリオは離さないでいるそうだし、
ただの国粋的なのめりこみとは、ひと味違った右派となっているようだ。

だが、麻生財閥というグループの家系だけに、
自分が受けた戦後教育よりも、親からの教育観が
強く影響しているのかもしれない。
自分のもつ日本史観は決して曲げることがない。

統一協会との強い関係も指摘されているが、
本人は否定しているという。

なんとなく地元だから応援する、といった声がよく見られた。
誰が総理大臣になればよいかは分からないが、
近い将来またこの人は総裁選に出るようなことになるだろう。
アニメファンでもあることから、アキバ系のアイドルともなって
ワイドショーが盛んに取り上げたが、
この国の行方が、ひとつの党の中で決められるということについて、
もっと考えていってよいのではないか、とも思われる。