全日本私立幼稚園PTA連合会全国大会でも、
「まともな医師」発言と同じ日だが、
麻生首相、やってくれた。

発想は医師のときと同じである。
狭い自分の経験を、
普遍的に当てはめてしまったために、
多くの人の反発を買ったのである。

「お子さんの後ろに付いている親で苦労している人もいると思う」
「はしの持ち方のしつけは家庭でやるものだと言おうものなら、あの先生は親切じゃないという話になる」
「しつけるべきは子どもより母親だと言った幼稚園の園長を尊敬している」

報道によると、
どうやら首相は、それは教員だけの会合の場と勘違いしたらしい。
リップサービスで、
その場にいない者の悪口を言って、
その場にいる人の歓心を買おうとする行為である。

PTA連合会なのだから、
当然、ペアレンツとティーチャーと、両方いるのだ。
おそらく、PTAという意味もご存じなかったらしい。

言葉を知らない、日本のリーダー。
お坊ちゃんで、カップ麺の値段も知らないし、
ホテルのバーは安いと豪語し、
医師は常識がないし、
都合の悪いインタビューのときには
すぐに帰ろうとしきりに背を向ける。

きっと、言葉に――つまり自分の考え方や教養などに、
自信がないのだろう。

狭い自分の経験を
普遍的だと言い切ってしまうというのは、
政治家にとって致命的であるのだが、
これを幾度もやってしまう者は、
資質に欠けると言わざるをえない。

政治家の常識が欠落している、というわけである。

情けないリーダーなのだが、
まあとにかく、麻生首相、ガンバレ~。
何をどう頑張るかは、とりあえず、不明。

とにかく、誰かがこの国の先頭に立たなければ、
舟は進まないのだから。
わざわざ波や嵐を呼ぶ船長というのも困るが、
とにもかくにも、今は麻生首相が任されているのだ。