サマーマイルシリーズ第3戦・関屋記念。真夏の重賞ですが別定重量戦、舞台が広い新潟外回りコースで実施されている事もあってか、1番人気に支持された実力馬が比較的馬券内には入っているレース。広く直線が長いコースですが、過去の傾向からは後方一気の脚質より、ある程度好位に付けてひと脚が使える位置が理想。脚質に加え、時計が速くなる新潟コースだけに持ち時計も重要になって来そうです。
◎14ディオ
1番人気に推された2走前のダービー卿CTは悪くない位置でレースを進めたが、直線外から伸び切れず11着。前走の米子ステークスでは外目からスムーズに好位追走、ラストはコース取りの差で勝ち馬を捕える事は出来なかったが渋とく脚を使い2着にまとめた。今回も外目の枠になったが、前走のようにスムーズに好位を取れそうだし、そこからどこかで溜めを効かせ直線で上手くひと脚を使う競馬が出来れば良いだろう。前走の時計から高速決着に不安は無いし、3歳時より地力が強化された今なら重賞でも。
○8ロジリオン
今年春のNHKマイルカップでは直線で2番手に上がり渋とく粘って3着に健闘。古馬との対戦になった前走のパラダイスステークスは道中スムーズさを欠きながらも脚を伸ばして4着と敗れはしたが上々の内容。マイルでの持ち時計は1分32秒9だが、1400mの時計面からは速い時計にも対応は出来そう。前走に続いての古馬相手になるが、手綱を任された鞍上にとっては大きなチャンスだし、3歳馬としての完成度の高さに加え斤量54キロなら食い込む可能性は十分。
▲15トゥードジボン
前走の米子ステークスは枠順・展開には恵まれたがスタートからじっくりハナを切り、33秒5の上がりで後続を封じ込め優勝。中々結果が出なかった中で好タイムでの勝利、1回初日京都で馬場の恩恵はあったが京都金杯で僅差3着と重賞での好走歴もある。今回は外枠になるが、メンバー的には行く気で行けば主導権は取れそうで、すんなり単騎なら高速新潟の馬場での粘り込みは十分期待出来そう。
△6ジュンブロッサム、10パラレルヴィジョン、13プレサージュリフト、1ディスペランツァ、5メイショウシンタケ、16オニャンコポン、4サクラトゥジュール
馬券は14ディオ中心の三連複で買いたいですね。