8月4日(日) 2024エルムステークス(GⅢ) 3歳以上別定 1着賞金3800万円 札幌ダート1700m 発走15:35



*13ベルダーイメルは富田暁騎手に鞍上変更しています。


夏の中央競馬北海道開催のダート重賞エルムステークス。基本的には大沼ステークス→マリーンステークスから続く函館・札幌に滞在した馬達の目標となる重賞レースではありますが、ダート競馬の体系的には秋の日本テレビ盃やマイルチャンピオンシップ南部杯へ向けたステップ競走の位置付けになりますね。予想に関しては、札幌ダートコースはコーナーが緩やかではありますが直線が約264mと短い為、基本的には先行勢有利な舞台。しかし直線距離を意識して先行激化からの前崩れも考えられるので、自在性・機動力を兼ね備えた馬を中心にしたいところです。




◎4ナチュラルハイ

昨年12月にオープンクラスに上がり徐々に本格化、2走前の大沼ステークスは勝ち馬とコース取りの差で2着に敗れたが、勝負どころから外を回し長く脚を使った強い内容。前走のマリーンステークスは先団直後を追走、直線は一緒行き場を無くしかけるも間を割って抜け出す競馬で優勝。今回は重賞で相手は強化されるが今の充実度に加え、好内容の近2走から勢いは十分。昨年のWASJ第3戦では中団追走から3〜4コーナーにかけて先頭に立って押し切る機動力を見せて優勝、札幌ダート1700mで連勝している事からも舞台適性は非常に高い。持続する脚を使えるし併せてからも勝負強く、混戦になれば更に強さを見せてくれそう。

○8シルトプレ(北海道)

22年ダービーグランプリなど重賞6勝をあげているホッカイドウ競馬の強豪。昨年のエルムステークスは不良馬場の中、道中後方に待機し直線大外から際立つ脚で前へ迫り5着と健闘。地元に戻ってからは6頭が競走中止のアクシデントはあったものの道営記念を優勝、今シーズンは勝ち星こそ無いが、前走の赤レンガ記念では勝ち馬ベルピットは強かったが、ダートグレード優勝馬2頭は負かし2着と地力は見せた。逆算してここを目標にして来たし馬は充実、コースは経験済みでメンバー的にペースがそれなりに流れそうなのも良い。今年こそ馬券内突入を期待。

▲2ユティタム

3連勝で挑んだ昨年のジャパンダートダービーではミックファイアの4着。今年は2走前のオアシスステークスでペリエールとの追い比べを制し久々の勝利。前走のアハルテケステークスは外枠から好位に付けたが、結果的に先行勢には苦しい展開で、4コーナーで外から被せられた事も影響してか10着。1600mを続けて使われているが、1800mでも2勝しているように中距離は問題無く、この距離なら近走より好位に取り付きやすいだろう。前走より斤量が軽くなるのも良いし、コースもデビュー戦で優勝済み。元々持った素質は高い馬で、枠順を活かしてロスの無い競馬が出来れば。


△9ペイシャエス、10ドゥラエレーデ、1フルム、7ミトノオー、6サヴァ、14プロミストウォリア




馬券は4ナチュラルハイ中心の三連複と8シルトプレの単複も少し買いたいですね。