7月31日(水) 2024サンタアニタトロフィー(重賞) 3歳以上ハンデ 1着賞金1500万円 大井1600m 発走20:10





南関東所属馬によるハンデのマイル重賞サンタアニタトロフィー。南関東重賞格付けはSⅢとはいえ、ハンデ戦という事もあり、今年は一線級不在のメンバーで、誤魔化しが効く内回りの1600mの舞台からも非常に難解・混戦な印象のレースですね。各馬の斤量は重要ですが、馬券を占う面ではそれなりに先行力があり、且つダートグレード競走を戦ってきた馬や全国交流重賞で上位争いしてきた馬を中心に考えたいところです。




◎10オメガレインボー(浦和)

JRA在籍時は5勝をあげ、重賞でも上位争いした実績馬。今年から浦和へ転入、初戦を勝ち、挑んだフジノウェーブ記念はギャルダルにアタマ差交わされての2着だが、自ら目標になる形ながら強い内容。流石にJpnⅠは強力メンバー相手に厳しい結果も、2走前のオグリキャップ記念も積極的な競馬で僅差の3着と力は見せている。今回は近走に比べて相手は軽くなるし、57キロの斤量なら他馬との比較上あまり気にならない。先行力があるので大井の内回りマイルは合っていそうだし、逃げる馬を先に行かせ、好位から抜け出す形なら久々勝利の期待も十分。

○9ラストストーリー(大井)

昨年から力を付け、クラスが上がっても堅実な走りを見せている。前走のトライアルは少し後ろの位置になったが、直線で外に持ち出されてからも渋とく脚を使って2着。控える形でもそれなりに脚は使えるが、今回のメンバー構成や内回りの舞台を考えるとハナを切った方が持ち味は活きるだろう。この距離でもハナを取れるかは大きな課題だが、スタートを決めてマイペースで主導権なら渋とく粘りそう。

▲2デュードヴァン(大井)

JRA在籍時はオープン特別2勝を含む4勝、3歳時のユニコーンステークスではカフェファラオの2着。大井転入後もオープンクラス上位の常連として活躍、今年1月の川崎マイラーズでは1枠から4コーナーで外に出し、とても届かないような位置から一気に差し切り重賞初制覇。前走のオグリキャップ記念は4着だが、早くから外を回し脚を使わされた結果で、上位3頭とはあくまでコース取りの差だろう。ここはトップハンデ58キロだが、位置取りに注文は付かないし、メンバー的にも一線級は不在。近走の充実振りからも力を見せてきそう。


△4エスポワールガイ(大井)、5リコーシーウルフ(大井)、12ハデスキーパー(大井)、3ブラックパンサー(浦和)、7イグザルト(大井)、9カラフルキューブ(大井)




馬券は10オメガレインボー中心の三連単、三連複で買いたいですね。