本日28日(日)、舞洲・大阪シティ信用金庫スタジアムで行われた全国高等学校野球選手権・大阪大会は大阪桐蔭高校が優勝しました。







大阪大会、決勝戦の振り返りです。


先制は大阪桐蔭、2回表に内野ゴロの間にランナーが帰ります。


5回表にはワンアウトから送りバント、その後に吉田翔輝選手(3年)のレフト前タイムリーで2点目を入れます。



更に7回表には宮本楽久選手(2年)のライト前タイムリーで3点目。


ロースコアな試合展開だったので、この追加点は非常に大きいです。



8回裏には仰星がツーアウトから反撃、東村奎汰選手(3年)のライト方向によるタイムリーヒットで1点を返します。



しかし、東海大仰星は代打攻勢の9回裏の攻撃は実らず、大阪桐蔭が勝利。




優勝した大阪桐蔭は昨年は決勝で敗れた履正社に対し今年は準決勝で5回コールド勝ち、見事決勝を制し、2年振り13回目の夏甲子園出場を決めました。


前回の履正社戦も去ることながら、3安打をマークした徳丸快晴選手(3年)を中心に流石のバッティング。


投げては先発の森陽樹投手(2年)が完投、計18奪三振、3〜4回以降は本格的にストレートを含む多彩な球種を投げ、仰星打線に的を絞らせない投球が光りました。

結果的に大阪桐蔭は甲子園大会へ向けて他の投手を温存出来ました。



一方、惜しくも敗れた東海大大阪仰星ですが、先発の壹崎晃心投手(3年)は無理に力攻めせず、変化球中心に大阪桐蔭打線と上手く戦いましたし、8回に代わった左の野本海翔投手も無失点の好投を見せました。


打線では大阪桐蔭のヒット数9に対し、仰星も8と互角の数字、特に4番の藤田心一選手(2年)はこの日は4打数4安打と活躍。


藤田心一選手はまだ2年なので、この秋〜来年以降が楽しみです。




5回戦で甥っ子が所属する桜宮と対戦し、勝利した事もあって気持ち的には東海大大阪仰星が優勝し、甲子園に行ってもらいたいと思って試合を見ていたんですが、やはり大阪桐蔭の壁は厚かった印象です。



大阪桐蔭には敗れた大阪の全チームの想いも背負い甲子園で頑張って欲しいです。


関係者の皆様、大阪大会優勝おめでとうございます。