7月13日(土) 2024函館2歳ステークス(GⅢ) 2歳馬齢 1着賞金3100万円 函館芝1200m 発走15:25




中央競馬2歳世代最初の重賞・函館2歳ステークス。デビューから早い時期だけに各馬キャリアが浅く中々見極めが難しいレースで、近年のレースからも人気馬の信頼度は決して高いとは言えませんね。函館開催前半で高いパフォーマンスを発揮してデビュー戦を勝った馬は注目されますが、レースが行われるのは力を要する最終週の馬場だけに、これに対応出来る能力があるかどうか。新種牡馬の産駒など楽しみな部分はありますが、やはり馬券としては非常に難解ですね。




◎13エメラヴィ

6月9日函館のデビュー戦は急かさず前を見る好位インコースを追走、直線は外に持ち出されると鋭く伸びて2馬身1/2差の完勝。開幕週だったので勝ち時計は強調しないが、一応は1分9秒台はマーク、何よりデビュー戦から控える形でラストに脚を伸ばす大人びた競馬が出来るのが魅力。スタートも問題無さそうだし、開催を重ねて力の要る馬場も血統的には対応してくれるだろう。多少流れるペースでも結果を出したが、今回更に速いペースになりそうで、より競馬しやすくなる。この枠順でも先団を見る直後の位置を上手く取れれば。

○1エンドレスサマー

6月29日函館のデビュー戦は好スタートを決めてハナに立ち、3〜4コーナーで徐々に加速を付けると直線は更に後続を引き放し、ラストは流す余裕を見せ5馬身差の楽勝。開催時期から勝ち時計も上々で、最後まで追えばもっと時計は詰められそうな感じ。デビュー戦は逃げて勝ったが、スタートが良かったので自然とハナに立った感じで、追い出されてからの加速の仕方からは控えてひと脚を使う競馬も出来そう。ここは無理に先行争いに加わらず、好位差しのイメージ。

▲5ニシノラヴァンダ

6月16日函館のデビュー戦はロケットスタートからハナへ、競られながらだったのでペースは流れたが、直線は更に後続を突き放し4馬身差の完勝。デビュー戦のみでまだ分からない部分は多いが、何と言ってもスタートの速さが魅力で、速いペースでもラストまでしっかりした脚色を維持出来ていた。控える形になった時の恐さはあるが、デビュー戦のようなスタートを決めれるなら今回もハナの可能性は十分。勝ち時計を鵜呑みには出来ないが、雨が降る中でデビュー戦を勝っており、力の要る馬場にも適性はありそう。


△10カルプスペルシュ、7サトノカルナバル、2チギリ、3リリーフィールド、6モズナナスター、9ヴーレヴー




馬券は13エメラヴィ中心の三連複で買いたいですね。