7月14日(日) 2024函館記念(GⅢ) 3歳以上ハンデ 1着賞金4300万円 函館芝2000m 発走15:45




サマー2000シリーズ第2戦・函館記念。函館記念のステップ競走である巴賞からの臨戦馬が上位3頭を含む6頭が出走、長く函館に滞在している巴賞組と開催最終週の馬場に的を絞って来た馬達との比較がポイントになりますね。先週行われた同シリーズ第1戦の七夕賞は2番人気のレッドラディエンスが優勝、2着に1番人気キングズパレスと人気サイドの決着になりました。七夕賞と同じく函館記念も夏のハンデ重賞という事で荒れる印象はありますが果たして。




◎15チャックネイト

徐々に地力を付け、今年のAJCCで重賞初制覇。前走の天皇賞春は着差・着順から距離が敗因と思われるが、2走前のAJCCでは直線で強豪ボッケリーニを渋とく差し返す形で優勝。3走前にも後に海外で活躍するゼッフィーロと差の無い競馬をしている。

正直速い上がりの決着に不安がある馬なので、最終週の馬場、雨は大歓迎のクチ。ここはトップハンデを背負うが、前走度外視なら非常に充実振りが感じられる馬で、追えば渋とく持続する脚を使える印象で、函館コースは合っている。鞍上共々期待。

○2オニャンコポン

一昨年は京成杯を勝ち、クラシック路線に乗った素質馬で久々の重賞出走。前走の巴賞は先行した2頭で決着したが、自身は58キロを背負い、後方追走から終始外を回す競馬で3着と強い内容。洋芝適性は高く感じられたし、重馬場の六甲ステークスの走りから最終週の力の要る馬場も良いだろう。斤量は前走より軽くなるし2000mの距離も全く不安が無い。3歳時には京成杯勝ちと力は十分通用。

▲10トップナイフ

重賞勝ちは無いが、GⅠを含む重賞2着4回の実力馬。昨年のクラシック三冠では好走出来なかったが、3歳馬として古馬に挑んだ札幌記念ではプログノーシスには放されるも4角先頭から他の強豪を抑え2着に入った。菊花賞は3000mだった事もあり参考外、成績が示す通り中距離・2000mくらいが最もこの馬に合った距離だし、機動力がある馬なので器用な立ち回りが出来る舞台設定は魅力。今回は休み明けになるが、4歳になって更に成長・地力が増している可能性は高く、札幌芝コースでの最終追いも馬なりで軽快な動きを見せて状態は良さそう。積極的に持久力を活かす競馬なら好勝負になる。


△5サンストックトン、6リカンカブール、11アケルナルスター、4グランディア、1サヴォーナ、16マイネルクリソーラ




馬券は15チャックネイト中心の三連単、三連複で買いたいですね。