7月12日(金) 2024兵庫サマークイーン賞(重賞) 地方全国交流 3歳以上牝馬定量 1着賞金800万円 園田1700m 発走19:50





グランダムジャパン古馬秋シーズンの対象競走で、牝馬による地方全国交流重賞・兵庫サマークイーン賞。過去3年は名古屋、浦和、金沢、更に2016〜2019年は高知のディアマルコが同レース3連覇を達成するなど非常に遠征馬が強さを見せているレース。今年も高知、船橋、金沢、川崎、大井と各地から強力な遠征馬が出走、中でも昨年の勝ち馬で連覇が懸かる金沢ハクサンアマゾネスは通算重賞勝利23勝を誇る全国的な女傑。劣勢な印象は否めない地元勢ですが、果たしてどこまで戦えるか。




◎4ハクサンアマゾネス(金沢)

重賞23勝を誇る金沢最強馬。昨年は兵庫サマークイーン賞、兵庫クイーンカップと2度園田へ遠征し、いずれも3馬身差の完勝。今年は3戦し全勝、内重賞は2勝、全く危なげなく楽勝。更に実績を積み上げての園田遠征になるが、コース適性は抜群だし、無理にハナに行かなくても昨年のレースのように控えて勝負どころからもひと脚が使える。ロス無く運べる枠順が当たったのでスタート出たなりで位置を決め、普通に走れば上位争いだろう。

○10クリノメガミエース(兵庫)

昨年の兵庫サマークイーン賞は3着、ジャパンカップは度外視として、3走前のコウノトリ賞は敗れはしたが兵庫女王スマイルミーシャに放されたものの、同馬を目標に渋とく脚を伸ばして2着。近2走は不良馬場や終始外を回される展開での敗戦。自在な立ち回りが出来るタイプだが、昨年の新春賞や兵庫サマークイーン賞を見てもラストは中々の末脚を見せており、どちらかと言えば溜めを効かせた方が良い印象。勝負どころで前が競り合う展開でラストを活かすイメージで。

▲2アンティキティラ(高知)

今年ダートグレード競走や地区交流重賞で強さを見せている高知からの遠征馬。前走のエンプレス杯はJRA勢相手のダートグレードで度外視、2走前には佐賀で4角先頭からの押し切り勝ち、遠征先で重賞4勝目をあげた。園田へはこれまで3度遠征、勝ちは無いが一昨年、昨年の兵庫クイーンカップでは2、3着と上位争いしているようにコース適性は高く、非常に遠征競馬で強さを見せている。早めに仕掛けても簡単にバテない持久力がある馬なので、ハクサンアマゾネスなど有力どころより早く仕掛ける形で好勝負を期待。


△3サーフズアップ(船橋)、7スマートムーラン(兵庫)、6スギノプリンセス(川崎)、8グレースルビー(大井)、12マルグリッド(兵庫)




馬券は4ハクサンアマゾネス中心の三連単、三連複で買いたいですね。