7月7日(日) 2024プロキオンステークス(GⅢ) 3歳以上別定 1着賞金3800万円 小倉ダート1700m 発走15:35




昨年は中京ダート1400mで行われ、今年は21年、22年と同じく小倉競馬場に戻ってきたプロキオンステークス。昨年は人気サイドの堅い決着でしたが、小倉で行われた前2年はいずれも二桁人気馬が2〜3着に食い込み大波乱になりました。ダート重賞の中で1700mは特殊な距離にはなりますが、中距離タイプ・1400〜マイルタイプの馬でもペース如何によってこなせる距離だけに、小倉のコース形態を踏まえ展開が重要になってきそうです。





◎9ハピ

22年5月以降中々勝ち星をあげらないがG I/JpnⅠでも善戦している実力馬。今年使った芝の2戦は度外視、前走の平安ステークスは前が残る展開を中団追走から直線外から追い上げ、あわや差し切るかと思わせる強い2着。今回は初の小倉コースになるが、先行・差しと自在に立ち回れる器用さがあるので、上手く対応してくれるだろう。鞍上も前走に続いての騎乗、前走のレースイメージなら流れるペースも合うので上位争いになる。

○2ヴァンヤール

前走は昨年9月のシリウスステークスで今回は9ヶ月振りの実戦。その前走は上位2頭には放されたが、好位追走からラストまで渋とく粘り3着。これまで重賞では2着2回、3着2回、勝ち切れない印象は強いが展開ひとつで重賞に手が届く力は十分にあるだろう。今回は休み明けになるが、鉄砲は効く馬だし最終追い切りも一杯に追われて上々の動き、仕上がりは悪くない。小倉ダート1700mは(1・1・1・1)と適性は高いし、小回りへの高い対応力に加え自在な位置取りで好勝負を期待。

▲5スレイマン

今年初戦、今回と同舞台の門司ステークスは先団外目を追走、早めから仕掛けて直線で4馬身抜け出して完勝。続くアンタレスステークスは4コーナー持ったままで直線に向いたが、結果的に直後に構えた勝ち馬の目標になる形になり2着。前走の敗因はよく分からないが、直線半ばで失速し10着。平安ステークスの直線具合からは距離短縮は現状では良さそうな感じ。小倉コースは(1・1・0・0)、ダート1700mも(2・1・1・0)と舞台は申し分ない。スムーズに好位に付ければ巻き返しは期待出来る。


△11ヤマニンウルス、13ブルーサン、12デシエルト、8ウェルカムニュース、14ブラックアーメット




馬券は9ハピ中心の馬単、三連複で買いたいですね。