7月3日(水) 2024スパーキングレディーカップ(JpnⅢ) 3歳以上牝馬別定 1着賞金3000万円 川崎1600m 発走20:10




夏の牝馬限定ダートグレード競走・スパーキングレディーカップ。今年は佐賀で行われるJBC競走、その中の牝馬ダート最高峰のJBCレディスクラシックへ向けたステップ競走。地方所属馬の目線ではグランダムジャパン古馬シーズンの一戦になり、またJRA所属馬とは違った立ち位置のレースかも知れませんが、スパーキングレディーカップの優勝馬は過去10回中9回がJRA勢と圧倒的な強さを見せています。今年もJRA勢が優勢には見えますが地方勢もそれなりのメンバーが揃いましたし、久々の地方勢優勝を期待したいところです。




◎4スピーディキック(浦和)

重賞9勝を誇る南関東の女傑。今年は2戦続けてJRAに挑戦、フェブラリーステークスは昨年に比べ、馬群に付いて行く形でレースを進めたが結果的に速いペースを追走するのに脚を使ってしまい13着。芝の前走阪神牝馬ステークスは度外視、距離は昨年アタマ差2着、東京シンデレラマイル連覇、桜花賞、東京2歳優駿牝馬優勝などマイルはベスト。前走で芝を使った事から追走は楽になる可能性はあるが、どちらかと言えば脚を溜めた方が良さが出るタイプ。今回のJRA勢に混じっても力は上位の1頭で、今年こそ優勝までを期待。

○8キャリックアリード(大井)

中々勝ち切れないが転入してからはダートグレードで3走続けて3、4、3着と善戦。前走のエンプレス杯は枠を活かし道中インで脚を溜め、直線大外から良い伸びを見せて3着に入った。今回は距離は短縮されるが、3走前の神奈川記念やJRA在籍時の1700m戦などを見てもマイルに変わるのは良いだろう。メンバー的にペースはそれなりに流れて展開の恩恵を受けられそうだし、コーナーリングをロス無く騎乗して来そうな鞍上の手腕も魅力。

▲10アーテルアストレア(JRA)

今年のクイーン賞は4コーナーからステッキを入れながらテリオスベルを射程に入れ、直線残り100m付近で交わし優勝。続く兵庫女王盃は勝負どころから先団へ進出するも、スタートの出負けがラストに影響した感じで2着。前走のエンプレス杯は少し負け過ぎた印象はあるが、道中の折り合いや直線の伸び具合からは少し距離が長かったかも知れない。現状のベストは1800mくらいに感じるが、2100mより今回のマイルへの距離短縮はプラスに働きそう。57キロは何とかこなしてくれそうだし、メンバー的に流れも向きそうなので、道中で上手くひと脚溜まれば巻き返しは十分。


△7ライオットガール(JRA)、12ヴィブラフォン(JRA)、11ミラクルティアラ(JRA)、6ミチノアンジュ(大井)




馬券は4スピーディキック中心の馬単、三連複で買いたいですね。