7月4日(木) 2024兵庫優駿(重賞) 3歳定量 1着賞金2000万円 園田1870m 発走17:45




昨年までは兵庫ダービーでしたが、ダート競馬改革により他場同様に兵庫県競馬も「ダービー」から「優駿」に改名。今年行われた各地の優駿競走優勝馬で特に注目されているのが、岩手のフジユージーン、高知のプリフロオールインの2頭。特に高知3歳世代は他にも東京ダービー4着シンメデージー、関東オークス3着グラインドアウトなども居ており、過去最高レベルと思わせます。今年の兵庫3歳勢は他地区の影に隠れた感じではありますが、後に控える西日本3歳優駿、そして3歳ダート三冠のラストであるジャパンダートクラシックへ挑戦するような馬の登場に期待したいですね。




◎7ウインディーパレス

6戦6勝無敗の超新星。前走のトライアル戦ではハナに立つとそのまま逃げ切り、2着マルカイグアスは57キロだったとはいえ、昨年の兵庫2歳王に7馬身差を付けた。今回は初対戦の馬はいるが、前走時計も優秀でまだまだ馬も成長し強くなりそうな雰囲気すらある。好位からでも競馬は出来るし、前走の直線は気を抜かせない為に一杯に追われた印象で、走りを見ても追えばそれなりに味もありそう。鞍上はダービー初騎乗になるが今まで通り乗ってくれれば良いし、気持ち的には無敗で優駿競走を制覇し、注目されている他地区の強豪達と肩を並べる存在になって欲しいところ。

○10マルカイグアス

園田ジュニアカップを制した昨年の兵庫2歳王者。今年初戦は名古屋のスプリングカップに遠征、馬群を捌いてインから脚を伸ばして2着。続く西日本クラシックは前の2頭を見る形、結果着差は付けられたが自身の脚はしっかり使い3着。前走のトライアルはスタートからゆったりしたペースになり、勝ち馬に流れは味方したが2着にまとめた。これまでのレースを見ても確実に差し脚を伸ばして来る馬で長い距離は合っている印象。臨戦過程からここだけに照準を絞ってきたかのような使われ方だし、休み明けからレースを重ねる毎に上昇。3〜4コーナーから前が競り合う形なら。

▲2オーシンロクゼロ

兵庫三冠の初戦・菊水賞の優勝馬。2走前の菊水賞は4コーナーで溜めを効かせると追われて直線インコースから抜け出して完勝。前走の西日本クラシックは勝ち馬は後の東京ダービー4着が示すように強かったが、自身も積極的に先行し後ろの目標になりながらも力を見せる2着。スタートが安定してきたので上手く好位でひと脚溜めれる競馬が身に付いてきたし、追われてからしっかり脚を使える。今回の枠なら前走のように好位インコースを追走し、直線でひと脚を伸ばす理想のレース運びが出来そう。前に居るであろうウインディーパレスを目標に仕掛けて上位争いになりそう。


△4ウェラーマン、6プリムロゼ、5ミスターダーリン




馬券は7ウインディーパレス中心の三連単、三連複で買いたいですね。