6月30日(日) 2024北九州記念(GⅢ) 3歳以上ハンデ 1着賞金4100万円 小倉芝1200m 発走15:35
サマースプリントシリーズ第2戦・北九州記念。毎年の事ながら速い走破が注目されるレースで、一昨年の勝ち時計が1分6秒9、18年は1分6秒6と非常に速いタイム。速いペースでも開幕馬場を活かしての逃げ切りのイメージが強いですし、過去10年の傾向からも基本的には1分7秒台半ば辺りの決着想定。高速決着の想定から、やはり各馬の持ち時計の比較が重要で、馬場を考え脚質面ではどちらかと言えば逃げ・先行タイプを中心に見立てた方が良さそうです。
◎14ナナオ
前走の葵ステークスは0秒2差3着に敗れたが、好位外目を追走、直線は先頭2番手を捕える事は出来なかったが、ゴール前は加速が付いて差を詰めた。力の要る馬場で好結果を出して来たが、前走の走破時計なら小倉の高速馬場にも対応出来るだろうし、52キロなら前走以上にラストは脚を使えそうで、斤量・展開・脚質的には同じ3歳馬の中では一番安定感がありそう。逃げる馬を見ながらスムーズに好位付け、ゴール前で交わすイメージで。
○16ヨシノイースター
昨年春にオープンへ上がり、今年はオープン特別を優勝、2走前のオーシャンステークスでは内目の枠を上手く活かし、直線も渋とく脚を使って僅差4着と重賞でも好勝負を演じた。前走の春雷ステークスは坂を登った辺りで一旦先頭に立つも、結果的に上位2頭の目標になる形で0秒1差3着。近走は非常に充実度を感じさせる走りを見せており、位置取りも安定。小倉芝1200mは3戦2勝で、3走前には北九州短距離ステークスを優勝している得意なコースで持ち時計もメンバー中上位。近走は課題だった発馬も良く、スタートを決めればここも好勝負になる。
▲12ピューロマジック
前走の葵ステークスは外枠からダッシュを効かせ内へ切れ込んで先頭に立つと、直線も脚色が衰える事無く逃げ切って優勝。これまでのレースからもスタートは抜群に速く、今回は古馬相手になるが持ち味のスピードが活きる小倉の馬場は合いそうだし能力は十分通用。やはり気になるのは同型の存在で、前走くらいのスタートを決めてハナを取り切れれば重賞連勝は十分期待出来る。
△3サーマルウインド、5メイショウソラフネ、9ペアポルックス、13カンチェンジュンガ、11ジャスパークローネ、4グランテスト、6ヤクシマ
馬券は14ナナオ中心の三連複で相手は手広く押さえたいですね。