6月30日(日) 2024ラジオNIKKEI賞(GⅢ) 3歳ハンデ 1着賞金4100万円 福島芝1800m 発走15:45





3歳限定のハンデ重賞・ラジオNIKKEI賞。ひと昔前は「残念ダービー」と言われていたレースで、春のクラシックに間に合わず、秋の菊花賞出走を目指す馬達の舞台だった印象でした。近年では菊花賞に限らず、中距離、マイルなど様々な路線での飛躍を目指す馬達のレースになりました。今年は唯一の重賞ウイナーでサウジアラビアからの帰国戦になるセットアップが58キロのトップハンデ、皐月賞からの臨戦馬2頭が56キロ。斤量面はもちろん、開幕週だけに枠順・脚質も重要なポイントになりそうです。




◎1シリウスコルト

近3走はホープフルステークス→弥生賞→皐月賞と一線級相手のレースに出走。デビュー戦から差し脚を活かす競馬をしていたが、今年春の弥生賞はハナを切る競馬で3着に健闘。前走の皐月賞は2番手からレースを進めたが厳しいペースにより大敗。今回は一気に相手関係は軽くなるし、デビュー戦の福島経験や2走前の内容から開幕週のスピードが活きる馬場は良いだろう。掛かるくらいの前進気勢が出て来たようなのでここも枠順的にもちろん先行する競馬。押し切りまでを期待。

○5オフトレイル

マイルを中心に使われて2勝、重賞のアーリントンカップでは6着。前走の白百合ステークスは初の1800mでスタートから首を上げ加減で引っ掛かりながら追走、3〜4コーナーでも外に張りながらと決してスムーズと言い難いレース振りだったがラストまでジリジリ脚を使い続け2着に入った。同距離で好走出来たのは収穫で、やや掛かり気味でも開幕週の先行有利な馬場でスピードを活かす意味では悪くない。前に馬を置いた好位でひと脚溜める形が理想。

▲12ショーマンフリート

デビュー戦を優勝して挑んだシンザン記念はプラス18キロと大幅な馬体増に加え、レースも枠順的に終始外を回る形で5着。叩き2戦目で馬体が締まった共同通信杯は展開が向かなかったにしても案外な結果に終わったが、自己条件では先行力を活かす競馬で好走。前走は瞬発力勝負の展開でも好位からしっかり脚を使い優勝。好走パターンはスローで先行する形だが、シンザン記念の内容から速いペースでもそれなりに力は見せている。先行力を活かす意味でも開幕馬場は良いし、スムーズに好位に付けれそうな外枠もこの馬には悪くなさそう。重賞級の力はあると思うので54キロの斤量なら。


△6ウインマクシマム、8サトノシュトラーゼ、4ヤマニンアドホック、7アレグロブリランテ、11ジュンゴールド




馬券は1シリウスコルトの単勝、1中心の三連単、三連複で買いたいですね。