6月19日(水) 2024さきたま杯(JpnⅠ) 3歳以上定量 1着賞金8000万円 浦和1400m 発走17:45






今年からJpnⅠに昇格したさきたま杯。今年は佐賀で行われるJBCスプリントが1400mという事で、そこへ向けた重要な位置付けですが、基本的には国内唯一のダート1400mJpnⅠなので舞台最高峰の一戦になります。1400mは多くの地方競馬場の根幹距離とも言え、地方勢はスマイルウィの回避は残念ですが、全体的に距離・舞台巧者が揃った印象。大方はレモンポップを中心とするJRA勢優勢の見立てとは思いますが、地方勢の総大将はもちろん2年連続NAR年度代表馬にして昨年覇者の兵庫イグナイター。昨年の南部杯以来となるレモンポップとの再戦が非常に楽しみです。




◎5イグナイター(兵庫)

昨年のさきたま杯は好位追走から直線で間を割って抜け出し優勝。前走のドバイゴールデンシャヒーンは強引な進路取りではあったがラストまで渋とく脚を使い5着と健闘。今回は海外帰りになるが、早くからここを目標に速いラップを意識した意欲的な追い切りを施され、良い仕上がりでレースを迎えられそう。コースは経験済みで距離はベスト、先団を見る位置で溜めを効かせれる枠順も良い。非常に前進気勢が強い馬で、この距離なら楽に好位を取れるだろう。上手く立ち回れば南部杯で突き放されたレモンポップを負かす期待は十分。

○7レモンポップ(JRA)

昨年のJRA最優秀ダートホース。今年の始動戦となったサウジカップはベスト距離とは言い難い1800m戦で終始馬群の中で自分の競馬が出来ず12着。南部杯、チャンピオンズカップ、フェブラリーステークスのパフォーマンスは圧巻だったが、元々1400mは7戦5勝2着2回とベスト距離で、スピードが持ち味の馬だけに近走からの距離短縮はプラス。小回り向きの先行力があるので初の浦和コースでも対応出来そう。揉まれずスムーズなら力は出せるだろう。

▲11タガノビューティー(JRA)

前走のかしわ記念は流れ自体は向いたが馬場を考えればスムーズにハナを切った勝ち馬より強い内容と言える2着。フェブラリーステークスの走りなどから広いコースに越した事は無いが、今回の外目の枠ならある程度前を意識した追走は出来そう。コース形態を踏まえ、シャマル、レモンポップを中心に他の先行勢が早めから競り合う形が予想され、そうなれば末脚確かなこの馬向きの展開になる。後ろ過ぎると心配だが、前が苦しくなる流れで先団を射程に入れた位置で直線を迎えれば。


△2シャマル(JRA)、8サンライズホーク(JRA)、10オメガレインボー(浦和)




馬券は5イグナイターの単勝、5中心の三連単で買いたいですね。