6月16日(日) 2024マーメイドステークス(GⅢ) 3歳以上牝馬ハンデ 1着賞金3800万円 京都芝2000m 発走15:35





夏の牝馬限定ハンデ重賞。ここからクイーンステークスや秋の大舞台へ向けたステップ競走の位置付けでしょうか。今年は舞台が京都競馬場で、内回り2000mという事でエリザベス女王杯が行われる外回り2200mとは求められる適性は異なるものの、同じ競馬場で実施される点では、そこを見据えた馬も居るかも知れません。ただ、今回の内回りコースを考えれば、予想は持ち時計・先行力がある馬を中心に考えたいですね。




◎9コスタボニータ

前走の福島牝馬ステークスはイン有利な枠順は活きたものの、直線では進路を塞がれ外に切り替えるロスがありながらも差し切って優勝。今回は京都で初めてのレースになるが、これまで札幌、中山、小倉と器用さが求められるコースで上位争いしているように立ち回り方が要求される内回りは合っている。ベストは1800mの印象も、2000mでも3走前の愛知杯でラストまで渋とく脚を使い勝ち馬に0秒2差と十分守備範囲。斤量も想定内で上手く内目に入れてひと脚溜める形が取れれば上位争いだろう。

○3ピンハイ

3歳時はチューリップ賞2着、桜花賞、オークスでも掲示板に入る活躍。勝ち星に恵まれていないが、昨年は牡馬相手のリステッド競走、重賞で上位争いと力は見せている。今年は復帰戦こそ大敗も、前走の都大路ステークスではそれなりに変わり身を見せる走りで4着。古馬になっても馬体が中々増えてこないように伸び悩んでいるものの、持った素質は高く、近走は外を回す競馬になっているが、チューリップ賞のような形でもレースは出来るので、あくまでコース取り次第。今季3走目での本領発揮に期待。

▲5ラヴェル

2歳時に後の三冠牝馬リバティアイランドを破った実力馬。中々能力を出し切れない競馬が続いているが2走前の京都記念が復調を窺わせる5着。前走の中山牝馬ステークスは枠順・馬場が主な敗因だが、勝負どころから直線にかけてもスムーズさを欠く形で11着。やはり折り合いが課題の馬だが、この枠なら上手く馬を前に置いて追走出来ると思うし、鞍上的には急かさず好位でじっくり脚を溜める競馬をして欲しいところ。


△1ベリーヴィーナス、4ミッキーゴージャス、15エーデルブルーメ、12タガノパッション、13アリスヴェリテ、10ゴールドエクリプス




馬券は9コスタボニータ中心の三連複で買いたいですね。