5月29日(水) 2024若潮スプリント(重賞) 3歳別定 1着賞金1700万円 船橋1200m 発走20:05





南関東所属3歳馬による電撃スプリント重賞。位置付け的には優駿スプリント、習志野きらっとスプリントへ向けたステップ競走で、今年からのダート競馬改革により全日本的な3歳短距離王者決定戦になった兵庫チャンピオンシップで5着のギガースが58キロで出走して来ました。SⅢ格付けで3歳限定戦とはいえ、賞金もそれなりに高額で、将来の南関スプリント路線を担う馬の登場に期待したいですね。




◎3エイムフォーエース(船橋)

4戦連続のJRA挑戦を経て久々の地元戦。マイルのジュニアカップやニュージーランドトロフィーでも善戦したが、1400mのクロッカスステークスがスムーズさを欠きながらも僅差4着と、やはり適性はスプリント戦の方がが良い。前回ダートのジュニアスプリントでは先に抜け出したギガースをインコースから交わして優勝。久々のダートになるが、逆にJRAの芝を経験し多少なりとも追走が楽になる可能性はある。そこまで競り合いは無さそうなメンバーだが、距離的に遅いペースにはならないと思うので、しっかり馬群に付いて行ければ直線まとめて面倒も。

○8ギガース(船橋)

前走の兵庫チャンピオンシップはJRA勢には敗れたが、スタートから勝負どころにかけて積極的に勝ちに行く競馬で5着、地方最先着と力は見せた。2走前や5走前が完勝の内容で、久々の1200mも前走の積極的な競馬が活きて来そうで上手く対応出来るだろう。他馬との比較上58キロは楽では無いが、前走を見ても相手なりに自分の力量分は走って来るし、メンバー的にも大きく崩れるシーンは考えにくい。

▲5ザイデルバスト(船橋)

道営時代は3勝をあげ、今年から船橋へ転入。前哨戦の前走クロッカススプリントは放れた4番手で前を見る位置を追走し、直線半ばから楽に抜け出して優勝。馬格はそこまで大きくないが、近走の走りからは成長が感じられ、春になって充実期に入ってきた印象。1500m戦で差がある5着に敗れている事からも道営在籍時の成績も含め、スプリント適性は高く、安定して前を見る好位に付けるスピードがある。前走のゴール前の手応えからもまだ時計は詰まりそうだし、相手が強化されたここでも十分首位争い。


△9エドノフェニックス(大井)、11フクノフードゥル(大井)、4モノノフブラック(浦和)、6スピネーカー(船橋)




馬券は3エイムフォーエース中心の馬単、三連複で買いたいですね。