5月29日(水) 2024 東海優駿(重賞)  3歳別定 1着賞金1200万円 名古屋2100m 発走18:05





ダート競馬改革により「ダービー」を名乗る競走は東京ダービーだけに限定するべく、今年から各地のダービー競走は○○優駿に変更されました(九州ダービー栄城賞は従来の栄城賞に)。東海ダービーは東海優駿になりましたが、東海地区3歳王者決定戦に変わりはなく、駿蹄賞組を中心に良いメンバーが揃いました。ここから9月の西日本地区持ち回り重賞・西日本3歳優駿(金沢2000m)、そして10月の3歳ダート三冠最終戦・JpnⅠジャパンダートクラシック(大井2000m)へ向けて楽しみが持てるような馬の登場に期待したいですね。




◎6フークピグマリオン(名古屋)

トライアルの駿蹄賞優勝など重賞3勝。2走前のネクストスター中日本は1500mでの不良馬場と自身にとっては厳しいレースだったが勝負どころから前を射程に入れて差し切って優勝。前走の駿蹄賞も好位直後で前を見ながら追走し、4角で勝負ありの内容、結果6馬身差の圧勝。短い距離でも良い競馬はしていたが、父ラニに似て追われて長く脚を使うタイプだけに前走は距離がマッチした走りで、今回の2100mなら更にパフォーマンスを上げて来そう。先団に放されない位置ならここも上位争い。

○2キャッシュブリッツ(笠松)

元JRA1勝馬で今年2月に笠松へ転入。2走前、1900mの笠松プリンシパルカップは好位外目追走から直線で6馬身差を付けて楽勝。前走の駿蹄賞は好位追走から早めに追われて手応えは良く見えなかったが、追われ続けて渋とい伸び脚を見せて3着。上位2頭には差を付けられたが、早めに仕掛けて上手くエンジンが掛かればもう少し差は詰められそうな感じ。長めの距離は合っているので、スタートを決めて中団〜後方の有力馬に対して早め早めの競馬が出来れば。

▲11ベアサクシード(名古屋)

前走の駿蹄賞は勝負どころから先団が競り合う中を後ろから脚を伸ばして2着に健闘。2月のスプリングカップでは差のある8着に敗れているが、元々相手なりに走る馬でもあるし、前走は展開に恵まれた感じはあるものの、メンバー的に1400m〜1500mからの臨戦馬が多いここも展開の恩恵を受けられそう。腹を括ってギリギリまで脚を溜める競馬で。


△10ニジイロハーピー(名古屋)、3スティールアクター(名古屋)、12ミトノウォリアー(名古屋)、8ロイヤルストレート(名古屋)




馬券は6フークピグマリオン中心の三連単、三連複で買いたいですね。