5月12日(日) 2024ヴィクトリアマイル(GⅠ) 4歳以上牝馬定量 1着賞金1億3000万円 東京芝1600m 発走15:40







春の女王決定戦・ヴィクトリアマイル。近年で言えばグランアレグリアやアーモンドアイなど牡馬も含めた最強クラスの馬が強い競馬で優勝している印象はありますが、2015年の三連単2000万馬券は例外としても、2014年や2017年なんかを見ても荒れた結果も多く、掴みどころが難しいレースでもあります。今年は2強の見立てではありますが、東京芝はBコース替わりですし、基本的には内枠+先行力を活かせる馬が穴候補になりそうですね。




◎10ナミュール

昨年のマイルCSは藤岡康太騎手を背に外から一気の末脚で優勝。近2走、香港マイル3着からの臨戦で挑んだ前走のドバイターフは結果クビの上げ下げでの2着と大漁を逃したが改めてその末脚は見せ付けた。ドバイ帰国後はここを目標に順調そうだし、追い切り具合からも状態は良さそう。ラストを伸ばすタイプだが、同舞台の昨年の富士ステークスのようにある程度中団辺りに付けてくれれば今の馬場でも心配無いし、鞍上もそのあたりは十分理解してくれているだろう。絶対視は出来ないが、実績を考えれば負けられない立場。

○3スタニングローズ

一昨年の秋華賞馬。エリザベス女王杯大敗後から精彩を欠き、昨年のヴィクトリアマイルは12着。前走の大阪杯は10ヶ月振りで不慣れなハナを切る競馬で8着に敗れたが、勝ち馬から0秒5差なら上々。叩いて状態は確実に上がっているだろうし、元々はマイルでも結果を出していた馬で先行力もあるので久々の距離でも積極的な前走の競馬は今回に活きて来そう。好枠を活かして上手く先団でレースを進める事が出来れば。

▲7ハーパー

昨年の牝馬三冠はリバティアイランドの前に無冠に終わったが世代上位を証明する結果は残した。近2走は牡馬混合のGⅠで大敗しているが、昨年の牝馬限定GⅠなら古馬相手のエリザベス女王杯を含め上位争いしており、休み明けを使われた上積みに加え、久しぶりのマイルで変化が見られそうな感じ。クイーンカップを優勝しているようにコースは問題無いので、極端に速い時計勝負になった時に対応出来るかどうか。ポテンシャルは高い馬なのでこの人気なら積極的に狙いたい。


△13モリアーナ、6マスクドディーヴァ、4モリアーナ、5ウンブライル、2フィアスプライド




馬券は10ナミュール中心の三連単、三連複で買いたいですね。