5月9日(木) 2024のじぎく賞(重賞)  地方全国交流 3歳牝馬定量 1着賞金900万円 園田1700m 発走16:15




兵庫3歳牝馬チャンピオン決定戦ですが、グランダムジャパン3歳シーズン対象レースでもあり、地方全国交流重賞。名古屋、船橋、高知、大井、北海道から遠征馬を迎え、多彩で豪華なメンバーが揃った印象。1月の兵庫クイーンセレクション、牡馬も含めた兵庫ユースカップ、西日本クラシックと遠征勢が優勝しているように今年の兵庫3歳馬のレベルが疑問視されていますが、正直ここも遠征馬が非常に優勢な感じ。気持ち的には地元勢に意地を見せて欲しいところですが果たして。




◎6グラインドアウト(高知)

初の遠征競馬だった花吹雪賞はマイナス11キロの馬体だったが序盤から抜群の行きっぷり、3コーナー過ぎでは既に勝負ありの内容で8馬身差の楽勝。間隔が開いた前走は再びの佐賀、ここも3コーナー過ぎから先頭に立ち、ラストは2着馬に詰められたが、自ら勝ちに行く競馬で着差以上の完勝。馬体は減少傾向だが結果を出しているし、今回も遠征競馬だけに前走くらいの数字を維持出来れば力は出せるだろう。スタートは安定しているし遠征競馬にも強く小回りに向く先行力もある。兵庫重賞で強さを見せている高知所属馬だし、ここも勢いに乗って。

○10トウケイカッタロー(兵庫)

昨年は牡馬相手のネクストスター園田で2着、園田ジュニアカップ3着と善戦。今年は2戦使われ、兵庫3歳牝馬特別は直線でヨレながらもそれなりに脚を使って3着。前走の菊水賞は案外な結果に終わったが、道中馬群の真ん中できっちり折り合いは付いていた。園田ジュニアカップの内容から距離に対しての不安は無いし、今回は他地区勢との戦いになるが牝馬同士。元々相手なりに脚を使ってくるタイプだが、今回は鞍上が新味を出してくる可能性も十分。

▲5ザオ(船橋)

前走の東海クイーンカップは勝負どころで少し置かれ加減になったが、鞍上に追われ続けてラストは勝ち馬に迫る末脚を見せて2着。馬体重からも本調子とは言い難い状態だったかも知れないが力は十分見せたし、あの走りなら園田コースにも対応出来そうな感じ。距離はこれくらいが合っていると思うので、後はある程度馬体が回復してくれれば。


△1ニジイロハーピー(名古屋)、9プリムロゼ(兵庫)、7ファーマティアーズ(大井)、11モンゲーギフト(兵庫)、8クライムエンジェル(兵庫)




馬券は6グラインドアウト中心の三連複で買いたいですね。