昨年からこれまでの旧名古屋2500mから新名古屋2100mに変わり、今年は新たなにダート競馬改革により時期が変更され春開催に。まあ、ドバイ国際競走からそこまで日程が開いている訳では無いので一線級は不在ですが、JpnⅡ競走ですし、これからは明確に上半期のダート王決定戦・帝王賞へ向けた重要な前哨戦になっていきそうな感じですね。
◎10ノットゥルノ(JRA)
2走前の佐賀記念は59キロでも自ら動いて押し切る強い競馬で優勝、22年JDD以来久々の勝ち星をあげた。前走の川崎記念は上位が自身より前に行った馬達の決着で馬場の影響もあったが、やはり左回りではパフォーマンスが落ちてしまう結果で6着。今回は右回りコースに変わるのは何よりで、改めて力を見せた佐賀記念も去ることながらJpnⅠ馬としてメンバー的にも上位の存在。コースを考えれば枠順も良いし、この枠なら自分が動きたい時にリズム良く仕掛けて行けるだろう。
○11キリンジ(JRA)
昨年はJDDでミックファイアの2着。古馬との対戦になった3、4走前は案外な内容だったが、今年の佐賀記念では勝負どころからノットゥルノにまくられて放されたが、前半から激しい先団で長く脚を使って2着に入った。前走のマーチステークスはそこまで悪いレース振りでもなかったが、現状中央のダートでは追走から厳しい印象だった。地方のダート・ペースなら前走以上に前付け出来るし追走も楽になるだろう。早めから追って渋とさ発揮する馬で鞍上とは手が合っていると思うし、名古屋ならこの枠順も良い。他より早めにエンジンを掛けて行ければ。
▲4ディクテオン(JRA)
昨年12月の名古屋グランプリの優勝馬で同レース変則連覇が懸かる。2走前のダイオライト記念、前走の川崎記念は先行有利な馬場状態が影響しての敗戦、それでも前走に関しては0秒2差4着なら内容は悪くない。今回は恐らく良馬場でレースを向えられそうで、位置取り的にはノットゥルノを見ながらの道中か。コース適性は証明済みで、仕掛けのタイミングひとつで上手く脚を使えれば一気に面倒を見る可能性はありそう。
△3レッドファーロ(JRA)、2ヒロイックテイル(高知)、1エクセスリターン(JRA)、9ブリーザフレスカ(名古屋)
馬券は10ノットゥルノ中心の三連単で買いたいですね。
