日本時間5月5日(日) 2024ケンタッキーダービー(GⅠ) 3歳定量 1着賞金約4億4950万円 チャーチルダウンズ.ダート2000m 発走日本時間7:57



今年で第150回を向かえるケンタッキーダービー。


アメリカではプリークネスステークス、ベルモントステークスと合わせ3歳三冠競走として行われていますが、このケンタッキーダービーはアメリカの数あるスポーツイベントでも最大級の盛り上がりを見せており、他とは一線を超えたレースです。


「スポーツで最も偉大な2分間」と言われるケンタッキーダービー。


その意味については2022年のケンタッキーダービーの予想記事に書かせて頂きましたので割合しますが、2分間はケンタッキーダービーの距離2000mでその平均タイム、これは非常に凝縮された2分間で、正にアメリカ競馬の魂とも言えるレースです。




そんな全米最高峰の競走・ケンタッキーダービーに挑んだ日本馬はこれまで6頭。


スキーキャプテン(1996年.14着)、ラニ(2016年.9着)、マスターフェンサー(2019年.6着)、クラウンプライド(2022年.13着)、デルマソトカゲ(2023年.6着)、マンダリンヒーロー(2023年.12着)。



今年はテーオーパスワード、フォーエバーヤングの2頭が出走。


テーオーパスワードは日本でのケンタッキーダービーポイント対象競走である伏竜ステークスを優勝、フォーエバーヤングはUAEダービーなど重賞4連勝、共に無敗での快挙達成に期待が高まります。



ここでは日本でも馬券発売されるケンタッキーダービーの予想を紹介します。



*9番エンシーノ号が取消、補欠馬21番エピックライドが繰り上がり。

取消が出た場合は各馬ゲートは内にずれていきます。




◎2シエラレオーネ(アメリカ)

2走前のリズンスターステークスは水が浮く馬場を外から一気に伸びて差し切り、前走のブルーグラスステークスは後方追走から大外を回しながらもゴール前は流す余裕を見せる完勝。中団〜後方で脚を溜めるタイプだが、レース傾向から遅いペースにはなりにくいだけに流れは向きそう。ロス無く運べる枠順が当たったので、後は勝負どころから上手く前を捌いて行ければ。

○15ドメスティックプロダクト(アメリカ)

2走前のホーリーブルステークスは道中インコースで脚を溜め、直線は外に持ち出すと良い伸びを見せ、勝ち馬は捕らえられなかったがフィアースネスを交わし2着に入った。前走のタンパペイダービーは馬群の真ん中で折り合いに専念、直線は間に挟まれながらも激しい追い比べを制して優勝。近2走から地力を付けているし、持続する脚を使えて接戦にも強い。相手なりに走れそうなタイプにも見え、混戦になればより存在感を発揮して来そう。

▲11フォーエバーヤング(日本)

5戦無敗、現在重賞4連勝中。JBC2歳優駿、全日本2歳優駿の頃はまだまだ不器用な面は見せていたが、能力の違いで優勝。サウジダービーはダッシュが付かず追っ付けての追走、直線は鞍上が目一杯に追っての差し切り。UAEダービーはスタート五分で好位の外目に付け、直線半ばで抜け出し着差以上の完勝。前走を見ても距離が伸びてレースがしやすくなった印象で、今回の2000mは歓迎。砂の質は問わないし、枠順も丁度良いところが当たった。スタートを決めて先団を射程に入れた位置を取れれば快挙達成も。


△4キャッチングフリーダム(アメリカ)、8ジャストアタッチ(アメリカ)、12トラックファントム(アメリカ)、17フィアースネス(アメリカ)、7オナーマリー(アメリカ)、10テーオーパスワード(日本)、18ストロングホールド(アメリカ)




頭数が多く非常に混戦。馬券も一筋縄ではいかないイメージのケンタッキーダービーですが、中心は2シエラレオーネで相手を3〜4点に絞った馬連、三連複は相手を手広く押さえて買いたいですね。



尚、2024ケンタッキーダービーは以下の通り無料生中継されます。




それでは皆さん、グッドレースを!!