5月5日(日) 2024NHKマイルカップ(GⅠ) 3歳馬齢 1着賞金1億3000万円 東京芝1600m 発走15:40
3歳マイル王決定戦・NHKマイルカップ。創設当初は当時クラシック競走への出走資格が無かった3歳の外国産馬へ向けたレースで「マル外ダービー」の異名を付けられ、ハイレベルな戦いが繰り広げられました。近年は路線の棲み分けが行われ、有力馬が分散、レースレベルに疑問が付く年もありました。しかし今年はニュージーランドトロフィー優勝馬エコロブルームが骨折により回避しましたが、2歳マイルGⅠ馬2頭が出走するなど中々良いメンバーが揃った印象です。はっきりと3歳マイル王決定戦と言えるレースになりそうですね。
◎5ボンドガール
昨年のサウジアラビアロイヤルカップは後手を踏み折り合いを欠いた影響でゴンバデカーブースに敗れたが他は抑え2着。前走のニュージーランドトロフィーはエコロブルームに差されて2着だが着差的に展開ひとつの内容。シュトラウスが再び引っ掛かってペースがそれなりに流れれば折り合い面はそこまで気にしなくていいし、インで上手く脚を溜めれる枠は魅力。東京マイルは今回で3度目、鞍上も前走に続いて2度目の騎乗、抜け出すタイミングひとつで上位争いになるだろう。
○14アスコリピチェーノ
昨年の2歳女王。阪神JFは馬群の中で窮屈な位置だったが、直線は外から長く良い脚を使い優勝。休み明けで直行になった前走の桜花賞は終始外を回る形でもきっちり伸びて0秒1差2着、勝ち馬とは道中からの内と外の位置取りの差だろう。今回は一度使われた上積みが見込め、東京コース自体はデビュー戦を優勝、新潟2歳ステークスの走りから左回りも強い。個人的に好結果を出し続けた鞍上の乗り替わりは良いと思わないが、デビュー戦を優勝している鞍上なら大きなマイナスでも無いだろう。外目の枠なので出来るだけロスを省ける騎乗をしてくれれば力は見せてくれそう。
▲2ノーブルロジャー
年明けのシンザン記念は流れは向いたがしっかり脚を溜め外から突き抜けて優勝。前走の毎日杯は展開面を考えると強調出来る部分は少ないが、距離に対応し重馬場でも変わりなく力を見せた点は評価出来る。舞台はデビュー戦で優勝、位置取り・レース運びに注文が付かないし、キャリアも浅いが時計もまだ詰められるだろう。今回は鞍上は替わるが、操縦性が高い印象のパレスマリス産駒なので特に気にならない。好位で溜めを効かせて行ける枠は魅力で、後は直線上手く捌いて進路を確保出来れば。
△6ロジリオン、12ゴンバデカーブース、16ジャンタルマンタル、7チャンネルトンネル、3ディスぺランツァ、4イフェイオン
馬券は5ボンドガール中心の三連複で買いたいですね。