西日本地区の地方所属馬による東京ダービーへの選考競走。東日本地区は5月5日盛岡競馬場でダイヤモンドカップが行われ、この2競走が今後どう機能していくか。とりあえずは西日本クラシックに関してはこの後に控える兵庫優駿や他地区所属馬にとっても地元の優駿競走へのステップ競走になりそうですね。レースとしては肝心の地元勢、1400m路線は他地区に押され気味で正直レベルは疑問ですが、今回の遠征勢は強力も、中距離ならまだ力関係は分かりませんし地元勢による反撃を期待したいところです。
◎7ウェラーマン(兵庫)
昨年の園田ジュニアカップは発馬が少し遅れ前半に脚を使った影響か勝負どころで置かれ6着。2走前もスタートは遅かったがすぐに巻き返して優勝。前走の菊水賞もやや出負け加減でいつもより後方の位置取りになったが、3〜4コーナーから大外を回しながらも際立つ脚で3着に追い上げた。掛かる面も見られないので1870mは気にならず、枠順も丁度良いところが当たった。能力は高いので、スタートを決めて好位で流れに乗れば力を出してくれるだろう。
○1ワンウォリアー(高知)
兵庫へ遠征した近2走の重賞2戦はいずれもリケアサブルに敗れ2着だが、1800m戦で早め先頭から押し切って優勝、1600mではプリフロオールインに0秒2差2着と僅差の勝負をしており、1400mからの距離延長はプラスに働きそう。位置取りに大きな拘りもなく融通性があるし、輸送も問題無い。続けての園田コースは良いし、この枠から上手く立ち回れれば。
▲4マルカイグアス(兵庫)
昨年の園田ジュニアカップ優勝馬。名古屋へ遠征した前走のスプリングカップは初馬場、ナイターでスタートも決して良いとは言えない中でも勝負ところからインコースを渋とく伸びて2着と力は見せた。スタートは速い方ではないが、園田ジュニアカップや前走のように長く良い脚を使える馬なので1870mの距離は合いそう。前走から間隔は開いたが、仕上がりに問題無ければ好勝負だろう。
△6シンメデージー(高知)、11オーシンロクゼロ(兵庫)、3ミスターダーリン(兵庫)、2ホーリーバローズ(高知)、9ゴールデンロンドン(兵庫)
馬券は7ウェラーマン中心の三連複で買いたいですね。