5月2日(木) 2024兵庫大賞典(重賞) 4歳以上定量 1着賞金2000万円 園田1400m 発走16:15





兵庫県競馬春の大一番としてGW恒例の古馬重賞。2400mで行われていた時期もありましたが、園田のクラシックディスタンスである1870mを経て今年から兵庫県競馬で最も多く施行されている1400mに変更されました。同じく1400mに距離短縮された兵庫チャンピオンシップは段階を踏んでGⅠ/JpnⅠ昇格を目指して行く予定みたいですし、古馬の兵庫大賞典と相成って今後兵庫は地方短距離のメッカになって行くかも知れません。今回はイグナイターの出走はありませんが、そんな兵庫短距離路線に於いて同馬に次ぐ馬の登場が期待されるレースになりそうです。




◎5ドンカポネ

JRA在籍時は3勝をあげ、今年兵庫へ転入。初戦は1870mのレースに出走し兵庫中長距離王者ラッキードリームにクビ差まで迫る2着、長期休養明けでも力を見せた。前走は転入して初の1400m戦だったが、直線は鞍上の手応え以上に楽に突き抜けた。JRA時代には重賞でも好走歴があるコンシリエーレの2着など力は十分証明しているし、転入3戦目で状態は更に上がっているだろう。能力的に時計もまだまだ詰められるはずで、逃げる馬を終始見る位置で追走出来れば一気の重賞奪取も。

○3ナムラタタ

昨年から重賞でも善戦していたが、3走前にJRA1勝クラスとの交流戦を完勝。今年の新春賞は流れは向いたがラストはアラジンバローズに迫り、自身重賞で最高着順の2着に入った。前走の1700m戦もインコースで早めから追われて3着と敗れはしたが上々の走り。1400mでは4勝、JRA交流レースでも好位に付けているだけに重賞のこの距離でもそこまで置かれず追走出来るだろう。展開・流れに左右されず確実にひと脚は使って来る馬で相手なりに走れる長所もある。近走を見ても力は十分通用する。

▲9タイガーインディ

今年は姫路競馬場の兵庫ウインターカップを優勝し重賞初制覇。前走はダートグレードの黒船賞に挑戦、中団追走から外を回して渋とく伸び3着に健闘した。近走は控える形が板に付いて来たが、元々は先行力を活かす競馬が持ち味で、今回は地元馬同士という事で前走より追走は楽になるし、減った馬体も戻っているだろう。位置取りはスタート次第、自在性を兼ね備えた現状なら上位争いは濃厚。


△12サンロアノーク、6テーオーターナー、7ケンジーフェイス、8ハナブサ、4オーバーディリバー




馬券は5ドンカポネ中心の三連単、三連複で買いたいですね。