4月28日(日) 2024天皇賞・春(GⅠ) 4歳以上定量 1着賞金2億2000万円 京都芝3200m 発走15:40







伝統の一戦・天皇賞・春。近代競馬が伝わってから日本競馬は長距離戦が多く行われて来ました。しかし、近年は世界的にもスプリント〜中距離に重きを置かれる傾向にあり、日本でも長距離競走の縮小、ステイヤーには非常に厳しい時代になりました。今年の天皇賞春に関しては昨年のダービー馬、菊花賞馬が出走し、それなりのメンバーとは思いますが拮抗した下馬評の印象。ただ、そんな印象のメンバーだけに、馬券的には面白いレースになりそうですね。




◎10サヴォーナ

重賞は未勝利ながら強敵相手に善戦。昨年の菊花賞は積極的に動いて行くレースで5着に健闘、今年初戦の日経新春杯ではインコースから持久力を活かした脚で2着と力を見せた。前走の阪神大賞典は序盤〜勝負どころでも中々前に取り付けず6着に敗れたが、恐らく稍重以上にぬからんだ芝で推進力が削がれた印象のレース。今回は良馬場でレースが出来そうなのは何よりで当然見直しは必要だろう。持久力・機動力を活かせる流れなら。

○5ブローザホーン

昨年は力の要る馬場の烏丸ステークス、札幌日経オープンを楽勝。日経新春杯は流れは向いたが上がり最速の脚で優勝、良馬場の重賞でも結果を出した。前走の阪神大賞典は前半の不利や折り合いを欠いた中でのレースで、それでも3着とそれなりの走りを見せた。今回も折り合いは重要なポイントだが、この枠順なら上手く前に馬を置いた状態を作れそうだし、溜めが効けば日経新春杯のような脚を使ってくれるだろう。

▲7タスティエーラ

昨年のダービー馬。ダービーから直行となった菊花賞はルメール騎手の好騎乗に導かれたドゥレッツァには及ばなかったが、自身も上手く立ち回り2着。有馬記念は6着だが、流れ的には勝ち負けはどうかも直線の不利が無ければもう少し前には来れたレース。前走の大阪杯は好位インコースからレースを進めたが、勝負どころから反応出来ず11着。前走敗因はよく分からないが、広い外回りコースに変わるのは良さそうで、菊花賞の内容から折り合い面にも不安は無く3200mは十分に対応出来るだろう。鞍上も2度目の騎乗、菊花賞のイメージでレースを進めれるのは良い。


△1サリエラ、12ドゥレッツァ、4ワープスピード、14テーオーロイヤル、9シルヴァーソニック




馬券は10サヴォーナ中心の馬連、三連複で買いたいですね。